
ここは群馬でも北部山間部に属する場所で、東京に比べるとずいぶん寒いです。しかも最も寒い季節に当たりました。自分にとっては生まれ故郷なので問題ないですが、妻や息子にはこたえているようです。息子は夜泣きが復活しました。慣れるまでしばらくは辛抱です。
さて、群馬に来て最初のエントリーです。故郷に戻ってきた自分ではなく、妻や息子の気持ちを代弁して選んでみました(笑)。ドヴォルザーク作曲、交響曲第9番 ホ短調 Op.95「新世界より」。サー・コリン・デイヴィス指揮、王立アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団。
芯から冷える寒々しい気候は第1楽章にぴったり、夕焼け小焼けが映えて夜空の星も瞬く雰囲気などは「家路」の歌でも知られる第2楽章のような感じです。第3楽章の民謡風のスケルツォもまた然り。

演奏はSF的というんでしょうか。すっきりくっきり系で、ちょっとワクワクしてくるようなシンフォニックな音作り。私のイメージするデイヴィスらしい音色です。
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