短い夏休みが終わりました。まずは栃木旅行(帰省)の前半から。群馬・栃木の県境を流れる渡良瀬川に沿って走るローカル線「わたらせ渓谷鐵道」の駅舎めぐりです。最初の写真は「神戸」と書いて「ごうど」と読ませる、いわゆる難読駅名の部類ですが、駅舎は兵庫県の神戸駅とは対極にあるような実にのどかな駅でした。屋根の苔むした感じとか良かったです。駅の看板がつぎはぎでほほえましいです。
こちらは通洞(つうどう)駅。昔通っていた小学校の校舎にどことなく似てるんですが、なんといってもファサードの格子模様がアクセントになっていて本当にお洒落でした。駅の中は白を基調とした落ち着いたたたずまいで、本とコーヒーを持ち込んでのんびりしたくなるような、そんな居心地の良さが◎。
足尾(あしお)駅。とはいっても、旧足尾の中心街とか、足尾銅山観光は先ほどの通洞駅が玄関口なせいか、とっても静か。とはいえ、駅構内はホームが多かったり保管されている車両もあったりと、そういうところがかつての旧足尾線の主要駅を思わせます。それにしても赤ポストがいい味出してます。
余談ですが、足尾銅山は世界遺産登録を目指しているようです。もし実現すれば、栃木県、いや日光市だけで2つも世界遺産が見られるわけで、登録のない群馬県民としては羨ましい限り。
おしまいに、たまたま立ち寄ったら列車が到着した水沼(みずぬま)駅構内で。非電化でディーゼルカーなので、エンジン音とかが何とも言えない堂々とした存在感でした。息子も喜んでいたし(たぶん)思わず乗り込みたくなりましたが、車での旅なのでがまん。なお、ここは駅の中に温泉があるようです。
他にも味のある駅舎がまだまだあるようですし、またいつか訪れてみたいですね。
posted by stonez | 2009.08.26 02:39
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鉄道紀行