赤ん坊を沐浴させる。長男の時よりも大きいので、頭を支えるのが大変(笑)。お風呂は気に入ってくれたみたい。
家族集合
妻、長男、生まれたての次男坊とで最初の家族水入らずの時間を過ごす夜。
産婦人科の妻の病室は家族も泊まれるので、仕事帰りの自分と、保育園帰りの長男も一緒に病室で過ごした。今日からは次男坊も一緒に泊まれることになった。
誕生
陣痛は夜中の3時頃に始まった。ちょっと気になる展開になってしまった。今日は亡き父の四十九日の法要が行われる日なのだ。自分と息子が宇都宮に向かうことになっていた。とはいえ自分としては、今まさに始まろうとしている妻の出産を見届ける気持ちしかなかったので、今回は行けない旨、丁重に詫びを入れて産婦人科に連れて行く。これが最初で最後の立ち会い出産になるだろう。長男は実家に預かってもらう。
8時半頃に病院に着くと、さっそく診察を経て分娩室に入る。陣痛の間隔が徐々に狭まっていき、会話をする余裕もなくなってきた。10時を過ぎ、いよいよ分娩の準備が始まる。助産師さんから、陣痛の感覚に合わせて「いきむ」よう指示が出る。自分は隣で妻に励ましを入れつつ、うちわで風を送る。赤ん坊のために冷房はつけられないからだ。先生がやってきた。陣痛は最高潮を迎えるが、なかなか出てくる気配がない。妻はだんだんと力を使い果たしはじめてきたようだ。時計を見るともうすぐ12時。
そこに別の助産師さんが登場。いきみやすいように妻の右脚を抱え、自分には妻の左脚を抱えこむよう促し、妻の残り少ない力を効率良く使えるよう力を込める。何度陣痛を経ただろうか、ついにひょっこりと赤ん坊の頭が出てきた。感動的だったが、まだ身体を出してあげないといけない。妻はもう気力だけしか残っていないように見えたが、なんとか最後の力を振り絞り、やっとのことで赤ん坊の全身が抜け出た。頭が出てから少し時間がかかったからなのか、なかなか泣き出さないので心配したが、酸素吸入をしてもらって元気そうな様子が確認できた。その時の写真が今回の1枚。
6月17日、午後12時32分。3,778グラムの男の子がこうして誕生した。小柄な妻が、大きな赤ん坊を無事に産むことができた代償は相応にあった。全快までには少し時間がかかるかもしれない。でも元気そうな表情が自分や長男を安心させた。妻には本当に感謝。そして、立ち会うことができてよかった。
ストレートなるか
2人目はお産が早まりやすい、なんて言うけどなかなか産まれてくる様子がない。妻もだいぶ苦しそうな感じになってきた。今日が13日で、あさって15日に産まれてくると、ちょっとした記録ができる。
●自分 1月12日(B型)
●妻 5月13日(A型)
●長男 4月14日(AB型)
●?? 6月15日(AB型?)
さすがに月が揃えば、ストレートフラッシュ(笑)みたいなもんだけど、まあそれでも日が順繰りになったら面白い。まあどうだろうか。血液型は自分がBBで妻がAAなので、今回もおそらくAB型だろうと思う。
夕食は妻からの提案で、焼き肉を食べてオロナミンCを飲むとお産が始まる(笑)というジンクスに乗っかって、久しぶりに家族で焼き肉に出かけた。満足、満腹。さて、いつ産まれる?
帰り道
とある研修会に行ってきて、その帰り道。ちょっと電気屋さんに寄り道して、カメラ用の容量の大きいSDカードを購入。これでカメラの充電をしておけば、もういつお産が始まっても立ち会える準備が整った。予定日は16日。いつ生まれてくるだろうか。
ウンベラータ
部屋に1つくらい欲しいと思って、前に買ってきたウンベラータの木だが、なかなかうまく育てられず、1枚、1枚と葉が落ちていってしまう。いずれ、そのうちただの木だけになってしまうかもしれない。さっそく落ちてきた1枚の葉をお面にする息子。