R.シュトラウス/ホルン協奏曲 第1番

先日の大雪がうそのように雲ひとつない、抜けるような青空の一日でした。でもピーンと張りつめた凍てつく寒さ。今日はこのお天気の中、仕事は休んで大学病院へ目の診察を受けに行ってきました。以下覚え書きです。

改めて視力検査。左目は1.2以上、患部である右目は1.0とのこと。それから年末の治療後の経過を見てもらい順調な経過の確認。その上で最後の仕上げとなる入院・手術の申込み。2月は入退院・静養ということで、収入は期待できない感じで痛いですが、まずはしっかりと治さなくては!

今日はリヒャルト・シュトラウス作曲、ホルン協奏曲第1番 変ホ長調 Op.11。演奏は、ホルン独奏がラドヴァン・ヴラトコヴィチ、ジェフリー・テイト指揮/イギリス室内管弦楽団です。シュトラウス18歳の時の作品です。

今日のような、澄みきった冷たい空気にぴったりの、透明感あふれるホルンの音色と響きのよい旋律は絶品です。元々シュトラウスのお父さんは名ホルン奏者だったそうで、シュトラウス自身このホルンの持ち味を最大限に生かしたオーケストレーションはお手の物だったんでしょうね。

冒頭は何といっても、ベートーヴェンの名作「皇帝」協奏曲の冒頭を思わせるオーケストラの堂々とした和音に始まり、あとはホルンの柔らかで曇りのない世界のオンパレード。ヴラトコヴィチの演奏はなかなか耳にする機会はありませんが、伸び伸びと気持ちいいほどの名演奏を繰り広げています。

3つの楽章とも切れ目なく演奏されるこの協奏曲は、とにかく程よい緊張感を保ったまま最後まで気持ち良く楽しめる音楽といえるでしょう。
posted by stonez | 2006.01.23 23:56 | Comment(8) | TrackBack(0) | 音楽 - 協奏曲
この記事へのコメント
ヴラドコヴィッチは、バボラックが今
ほど活躍しだす前に”次代を担う”と
言われていたホルン奏者です。

われわれアマチュアホルン吹きにとっての
神の一人ですね。
Posted by こばけん3 at 2006.01.24 00:29
こばけん3さん、さっそくのコメントありがとうございます。
なるほど、ヴラドコヴィッチさんはホルン奏者のなかでも神様なんですね。コンチェルトというとメジャーなピアノやヴァイオリンに注目がいってしまいがちですが、こうした音楽をきっかけに名演奏者の存在を知ることができるというのはいいことだと思います(^^
Posted by stonez at 2006.01.24 12:13
こんばんは。現役ホルン吹きのこばけん3の後で恐縮ですが・・・。私も昔はホルン協奏曲=モーツァルトくらいの認識しか無かったのですが、リヒャルトは凄いですね。他の管弦楽曲でのホルンパートからしてかなりイケてますし。私は、ペーター・ダムが、籍を置くシュターツカペレ・ドレスデンを従えてバリバリ吹いている演奏がお気に入りです。
Posted by shinsaqu at 2006.01.25 21:01
shinsaquさん、コメントどうもありがとうございます。
こうしてホルンに長けた方々のコメントを頂けるというのは本当に嬉しいものです。リヒャルト・シュトラウスがホルンのオーケストレーションに秀でているというのは、この音楽を聴くまで知りませんでしたが、これまで聴いた楽曲なども改めてホルンパートに注目してみようと思います。シュターツカペレ・ドレスデン、いいですね。最近興味を持って注目しています。ペーター・ダムですね、覚えておきます(^^
Posted by stonez at 2006.01.27 00:18
コネタですが...

協奏曲の一番は当時もう結構いい年だった
お父さんが吹く前提で書かれているため、
譜面に以上にブレスの位置が多いです。
Posted by kobaken3 at 2006.01.27 11:35
kobaken3さん、コメント感謝です!
なるほど、そんな配慮があったんですね。そんなエピソードを知ると、より音楽に興味が湧きますね。演奏する側の立場に立って作曲しているのに、聴いていてそれを感じない名旋律にも感動です(^^
Posted by stonez at 2006.01.27 12:39
 こんばんは。
 この曲、ほんとうに気持ちよい曲ですね。

 わたくしはマイロン・ブルーム/セル/クリーヴランド管で聴いております。
 それはさておき・・・フランクフルト放送響に在籍していたこともあるノイネッカー女史のDVDをいずれは見てみたいと思っていますが・・・いつになるやら。

 目や鼻のトラブルや病気は、どうしても日々の気持ちをうっとうしくさせられますが、辛抱ですね・・・よい経過になりますようお祈りしております。




Posted by クラシカルな某 at 2006.01.27 21:42
クラシカルな某さん、コメントどうもありがとうございます!
そうですね、とにかく爽やかですしメロディも美しく、あっという間に虜になりました(笑)。セルによる演奏は未聴ですが興味津々です(^^ゞ DVDですか。ホルンのソロ見てみたいですね。
それにしましても、目を治療するようになり改めて五感の大切さを知ったような気がします。治療中はなるべく目は休め、いい音楽をたくさん楽しみたいと思います。ありがとうございます。
Posted by stonez at 2006.01.28 02:00
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/12154078

この記事へのトラックバック