まぁ、最近は仕事に追われてアドレナリン出まくりの毎日を過ごしている私ですが、休日出勤を回避した本日はそれにも増してホットでした。そこで、アドレナリンにはアドレナリンを(笑)。クライバーのベートーヴェン7番ライブ、これでしょう!
今年1月に発売されたこの新譜、といっても既にこの世にいないクライバーのものというところも凄いですが、その演奏がまた熱い。いわゆるベト7で「速い」演奏というのは、第4楽章の凄まじいスピードが印象的なのですが、クライバーのベト7は何といっても第1楽章からどんどんいきます。
カール・ベーム追悼コンサートと銘打たれた1982年のこのバイエルン国立管弦楽団との演奏は、音のまとまりではウィーン・フィルとのものに譲りますが「熱さ」では数段上をいってます。第1楽章のドライブ感は目を見張るものがありますし、もちろん終楽章の熱狂も凄まじい。最後の観客の拍手は唖然とした感じのパラパラ拍手、やがて堰を切ったような轟音に変わるのがそれを物語っています。
今日のWBC決勝キューバ戦。今日もまさにそんな「熱さ」を堪能しました!
ほんと今回のWBCでのイチローの気迫ってのには圧倒されました。いつものクールな彼もいいですがアツいイチローも実にかっこいいですね。
日本チームにはいいものを見せてもらってほんと感謝です。スポーツっていいですね、ほんと。
世間一般で言われているように、イチローがあれほど熱い人だとは私も知りませんでしたので驚きましたし、本当に頼もしく思いましたね。それから9回の裏、2アウトになったところで王監督がマウンドまで行って内野手の輪ができた時、なんだかジーンとしてしまいました(^^ゞ
王ジャパンの優勝、良かったですね。選手一人一人の、責任感を感じながらの真剣なプレイは感動的でした。みなイイ顔でした。ああいう顔をしながら僕も仕事したいです(疲れそうですけれど)。
TB有り難うございました。
なるほどクライバーですか。これは熱狂的ですね。熱い演奏、素晴らしいです。
拙ブログはベームの第九です。奇をてらわず正々堂々と着実な采配を続けた王監督よろしく、正統派の(やや古い)演奏であります。
ベト7とWBCとを結びつけの文、さすがですね。
その後、順調のご様子で何よりです。
では、また。
WBCでは、苦労した分純粋な野球の魅力というのが良く伝わってきましたね。チームとしてまとまって一つのものを作り上げていく。全ての試合を観られたわけではありませんが、自分にとっても本当に勉強になりました。
とにかく決勝のキューバ戦ではワクワクもドキドキも全部楽しめたところから熱いベト7を持ってきました。でも、苦悩から歓喜へ向かうベームの第9もぴったりな気がしました!
今回の戦いは、久々に野球の面白さ、奥深さを垣間見たような気がします。世間に漏れず、私もテレビで野球観戦する機会が増えそうです(^^ゞ
ベト7は喜びの勢いでこじつけてしまったかな、という部分もありますがそれだけ興奮しました!