ブラームス/ヴァイオリン・ソナタ 第1番「雨の歌」

今日は海の日。なのにあいにくの雨。3ヶ月を迎えた息子は、珍しくまだ熟睡中。最近では首も据わりはじめたためか、しきりに寝返りを打とうとするのですが頭が重すぎてできず、右横向きの状態で泣きながら時計回りに周ったりするようになりました。親は基本的には何もしないで見守っていますが(笑)。これからだんだん目が離せなくなりそうです。

そんな感じで、久々に静かにくつろいでいる後ろで流れているのは、ブラームス作曲、ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調 Op.78「雨の歌」。ヴァイオリンはヴォルフガング・シュナイダーハン、カール・ゼーマンのピアノ共演。

滋味。ブラームスの音楽を聴いていると、いつもこの単語が頭に浮かぶのですが、このソナタ第1番などまさにそう思います。豊かで深い精神的な味わいは、こういう雨の休日でこそ、よりじっくり堪能できるものなのかもしれません。この音楽、第3楽章に自身の歌曲「雨の歌」が引用されているのでその名前で呼ばれているそうですが、この部分だけでなく、第1楽章の冒頭から既に雨の(しかも小降りのイメージ)様子が想像できるほど、ぴたりと言い当てているように思えてきます。

第1楽章ではシュナイダーハンが高音を哀愁たっぷりに歌い上げ、ゼーマンのピアノが落ち着いた低音であたたかく支えていく。第2楽章では今度はピアノが深い落ち着きをたたえながら、ヴァイオリンの音色を導き出していく。第3楽章ではヴァイオリンとピアノが共に切々と悲しみを押さえた旋律を綴っていく。

主役のヴァイオリンと脇役のはずのピアノが「共演」し、器楽のソナタの枠を超えて色々な角度からさりげなく楽しませてくれる、これぞブラームスらしい渋い演出といえそうです。
posted by stonez | 2006.07.17 11:53 | Comment(2) | TrackBack(0) | 音楽 - 室内楽曲
この記事へのコメント
ジュニア君の挙動に大笑いしてしまいました・・・♪
今日はこれからオケの練習に行ってまいります☆
Posted by おさかな♪ at 2006.07.19 17:37
おさかな♪さん、コメントありがとうございます!
そうなんです、最近日に日に人間味を増した行動(笑)が目立ってきました。それから夜泣き?も始まりこのところ寝不足気味です(^^ゞ
おさかな♪さんはもうすぐコンサートですよね。お忙しいでしょうけど体調にはくれぐれもお気をつけくださいね。
Posted by stonez at 2006.07.21 06:40
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