シューマン/交響曲 第4番

フジテレビの「ザ・ベストハウス123」という番組で、われらが地元群馬の水沢うどんが、なんと稲庭うどんと讃岐うどんを抑えて3大うどんの第1位に。驚きました。分かってくれる人はいるもんだなぁ、と。確かに水と小麦粉には定評があります。選ばれた基準とか気になりますが、とにかく素直に喜びました。

いつも音楽と全然関係ない話題で始まります(笑)が、本題いきましょう。今年はローベルト・シューマンの没後150年でもありましたので、今回はシューマンの交響曲第4番 ニ短調 Op.120です。ベルナルド・ハイティンク指揮、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の録音から。

この音楽を最初に聴いた時、なんて起承転結のはっきりとした交響曲らしい交響曲なんだろうと思いました。ドラマティックなところはいかにもシューマンらしい。全楽章が切れ目なくつながっていてアタッカで演奏されるので、緊張感が途切れることがありません。本当に充実してます。

ドラマティックなこの音楽を聴いてると、中世の騎士道物語のようなお話をイメージしてしまいます。騎士たちの背負った宿命(第1楽章)、心の拠り所はふるさとと家族(第2楽章)、でも決意を新たに旅立つ(第3楽章)、待ち受ける苦難を乗り越えた勝利、おまけに聖杯もゲット(第4楽章)。美しい「歌」あり、近寄り難い気むずかしさあり、どれもがシューマンの魅力です。

ハイティンク盤は、いくつか聴いたうちでも急ぎすぎず、かといってゆっくり過ぎもしない自然なテンポ。それにオーケストラに重量感があるし、弦の音色に他の音が埋もれてしまわないスッキリとしたサウンドも素晴らしいです。
posted by stonez | 2006.12.13 23:32 | Comment(8) | TrackBack(2) | 音楽 - 交響曲
この記事へのコメント
僕が昔ツーリングしていた頃は日光方面の帰りにはいつも花山うどんを買って帰りました。むらして作る独特の乾麺がとてもおいしかったです。
Posted by リベラ33 at 2006.12.14 20:03
リベラ33さん、どうもありがとうございます。
バイクに乗られるのですね。私も中型ですが以前乗っていました。いろいろ維持の関係で(笑)手放しましたが、いずれまた乗りたいですね。花山うどんですか、恥ずかしながらそちらはあまり知らないので、チェックしてみます!
Posted by stonez at 2006.12.16 00:56
この曲は私の愛好曲のトップです。
確かに「中世の騎士道物語のようなお話」とは良い得て妙ですね。終わっても決して晴れがましさは無く、まだ続くであろう宿命みたいな重さが魅力的です。男のロマン一杯だと思います。たぶん女性向きではないでしょう。最近ハイティンクの演奏を聴きましたがこの曲のイメージによく合いますね。
Posted by よし at 2006.12.16 18:06
ハイティンクのシューマンはいいですなぁ。
2番とともに4番も名演だと思います。
4番の4楽章、どんどん盛り上がっていき手に汗握るところなどあのスリリングな盛り上がりがたまりません。
あの頃のコンセルトヘボウ管弦楽団の機能性、合奏力とハイティンクの爆発的な指揮の幸福な時代の記録のように思います。
Posted by yurikamome122 at 2006.12.17 11:59
よしさん、コメントをどうもありがとうございます。
騎士道という私の想像といいますか例えは、ちょっと笑われてしまうかな、と思っていましたのでそう言って頂けて嬉しく思います。本当にこの音楽を聴いていると、その後もストーリーがまだ連綿と続きそうな印象がありますね。よしさんのおっしゃる「男のロマン」というところに私も惹かれているような気がします。
Posted by stonez at 2006.12.18 02:49
yurikamomeさん、コメントありがとうございます。
ハイティンクは緊迫感いっぱいで、こっちが身を乗り出すような演奏をしている録音が多いように思います。この人が来日するようでしたら一度は聴いてみたいのですが・・・
シューマンの4番は、手軽に本格的にスリリングな体験のできる音楽ですね。はじめは番号通り、シューマンが最後に作曲したものとばかり思っていました。無駄ののない緊密な世界という感じがします(^^
Posted by stonez at 2006.12.18 02:56
こんにちは。この4番、フルベンの演奏で高校時代に聴いた頃の暗く重苦しい印象が残っていて、
あまり聴かない方でしたが、仰るストーリー性、
各楽章ごとに書かれた物語に納得です。よう思いつかれますね、感嘆!
私の記事は曲の感想無し、ただの演奏の感想でしたが^_^;/・・・コメントとTBをどうも有難う
ございました。
Posted by at 2006.12.18 09:41
シーサーのメンテナンスが入り遅くなってしまいました・・・

丘さん、コメントどうもありがとうございます(^^
フルトヴェングラーですか、なんだか劇画調の音楽を想像してしまいます(笑)。私の勝手な想像をお読みいただき恐縮です、シューマンはこんな感じで気軽に聴けてしまうところが、私にとっては魅力なのかなと思っています。丘さんのエントリーされたメータとコンヴィチュニーはチェックしてみようと思っています!
Posted by stonez at 2006.12.20 07:54
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