チャイコフスキー/交響曲 第2番「小ロシア」

10か月になった息子ですが(マウスオンあります)、カゼがようやく落ち着いた矢先、今度はベッドから落ち頭を打ってしまいました。お医者さんに診てもらって、今のところ落ち着いてますが、私たち親の認識が甘過ぎました。狭くても安心して遊ばせておける環境を考えなければ。

チャイコフスキーは冬にぴったりといいつつ、先日はどちらかといえば季節感より人生観寄りの第4番交響曲でしたので、去りゆく冬を眺めつつ改めて聴いてます。交響曲第2番 ハ短調 Op.17「小ロシア」。ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団。1966年。

チャイコフスキーが、伝統的で構造を優先する交響曲というジャンルに、素朴で表情豊かな小ロシア(ウクライナ)の情感をふんだんに織りこんだ意欲作。私の好きなチャイコフスキーらしい、明るくメルヘンな世界が広がります。

第1楽章。重々しい序奏、ウクライナ民謡からとられたという旋律は情熱的で、早くもエンジン全開。第2楽章は、のっそり歩くクマさんの行進曲。トリオでは自然の息吹が漏れてくるよう。眩しさ、静けさ、小動物、鳥のある景色。第3楽章はダイナミックなスケルツォ。ロシア人形が愛嬌たっぷりに踊ってるみたいです。

そこへ突然盛大なファンファーレ。あら、別の曲が始まったかなと思わずiPodを覗き込んでしまいました。サプライズな終楽章。活発な旋律と不思議に転調していく旋律が楽器から楽器へと受け継がれていき、最後は元気いっぱいのクライマックスです。

1960年代のカラヤン/BPOからは晩年のあのピシッとコントロールされた緻密さや推進力はさほど感じない代わりに、奔放でエネルギッシュな演奏となっています。生命力が感じられます。
posted by stonez | 2007.02.23 00:05 | Comment(8) | TrackBack(1) | 音楽 - 交響曲
この記事へのコメント
出ましたね、小ロシア。カラヤンの立派な演奏も乙でありますが、ロジェストベンスキーのポンコツ車のような演奏もまたさびれた味わいがなかなかなのですよ。
と言いつつ、私もカラヤンのエントリでした。
普段聴くにはハイティンクで聴いています。
Posted by yurikamome122 at 2007.02.23 12:36
小ロシアはいいですねえ!あかちゃんもかわいい!やっぱりおとうさんそっくりですね。昨日はどうもありがとうございました。また音楽やお仕事のお話、いろいろお聞かせくださいね。
Posted by kyoko@epoch at 2007.02.24 12:15
stonez様 こんばんは
息子さん、可愛いですね〜。これからの成長が楽しみですねぇ〜。いいなぁ〜。
 ところで私もチャイコフスキー氏と言えば、「冬」のイメージなのですが、雪もない冬ではどうも・・・今年はstonez様と同じく、この2番を一度聴いただけですね。
 カラヤン氏の60年代の録音は、残念ながら聴いていませんが、きっとエネルギッシュな演奏と言うのは想像できますね。
Posted by みー太 at 2007.02.24 20:41
今「マウスオン」の意味が分かりました。笑顔を見て思わず「おお!」と声が出ました(笑)。これはかわいい。「小ロシア」はアバド、シカゴを持っていますがおとなしすぎていまいちです、やっぱりカラヤンを買うべきでした。
Posted by よし at 2007.02.25 08:46
コメント遅くなり、失礼しました(^^ゞ

yurikamomeさん、さっそくのコメントとTBをありがとうございました。それから先日は楽しい時間でした。ロジェストベンスキーの演奏など、手に入らないかなぁと思わずにはいられませんね(笑)。チャイコフスキーは、次は第3番を、リベラ33さん絶賛のオーマンディで是非聴きたいなと思います。
Posted by stonez at 2007.02.25 15:16
kyokoさん、先日はどうもありがとうございました!
コメントまでくださりありがとうございます。息子は賑やかな盛りで手がつけられませんが(笑)、言葉を分かってくれるまでにはもう少し時間がかかりそうです。今度はコンサートでもお目にかかりたいですね。
Posted by stonez at 2007.02.25 15:21
みー太さま、コメントどうもありがとうございます。
親ばかな写真でいつも恐縮です(^^ゞ これからはベッドから落ちることのないように、親もしっかりしたいところです。
みー太さまも、チャイコフスキーに冬のイメージをお持ちとは嬉しいです。おっしゃる通りで、今年は暖冬ですし、もう少しで冬が終わってしまいますので、来年の冬に向けていろいろ聞いていきたいところです。60年代のカラヤンは私もあまり知りませんでした。録音をたくさん残す演奏家というのは、時代によって比較できるところが面白いですね。
Posted by stonez at 2007.02.25 15:26
よしさん、コメントどうもありがとうございます!
マウスオンで画像が変わるようにするのを、どうやって表現しようかと思いつつ、そのままマウスオンになってしまいました(笑)。重ね重ね親ばかな写真で恐縮です(^^ゞ シカゴ時代ということはベルリンに行く前でしょうか。彼の最近の演奏で是非聴いてみたい気がしますね。ありがとうございます。
Posted by stonez at 2007.02.25 15:31
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チャイコフスキー作曲、交響曲第2番「小ロシア」
Excerpt:  写真は、根岸湾のすぐ傍にある立ち食い蕎麦屋の近くから見た根岸湾と、湾内にあるマリーナ。  今日も暑い1日だったのだけど、こういうときは、スタミナタップリの熱い天玉蕎麦に唐辛子をタップリ入れて食べる..
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