モーツァルト/ピアノ協奏曲 第24番

今日のN響アワー(NHK教育テレビ)を見て、思わず息を呑みました...アンドレ・プレヴィンさんの指揮・ピアノとNHK交響楽団によるモーツァルトのピアノ協奏曲第24番。私が初めて目の当たりにした弾き振り。時には右手でピアノを奏でながら、左手でオーケストラをリードしていく姿、全体をコントロールする姿は、それだけで格好良くもあり、しかも、それでいてピアノは歌うような美しさなのです。

このプレヴィンさんは多才な方で、指揮者でもあり、作曲家でもあり、ピアニストでもあり、JAZZピアニストでもあるそうです。しかも、映画「マイ・フェア・レディー」などの音楽監督もされたとのこと。マルチです。凄い人がいるものです。JAZZピアニストなのに、このモーツァルトの時はそれを微塵も感じさせないのです。このプレヴィンさんの演奏、今後JAZZも含めて是非いろいろ聴いてみたいと思わずにはいられません!

さて、モーツァルトのピアノ協奏曲 第24番ですが、数あるモーツァルトのピアノ協奏曲でもたった2曲しかない短調の曲の1つだそうです。冒頭部分から、「あれっ、聴いたような・・・」という感覚。ベートーヴェンの情熱さをかいま見るようなこの感触。調べてみたところ、後にベートーヴェンがこの曲からインスピレーションを受けたものが、彼のピアノ協奏曲第3番 ハ短調に現れているとのこと。そして本家モーツァルトのこの曲もハ短調、納得です。

それにこの曲、短調なのにどこか希望を持ち合わせた感じのする、不思議な明るさも持ち合わせているようにも感じました。また、テレビから流れる各楽器の映像がそうさせたのかもしれませんが、繊細で美しい雰囲気も感じられました。

今までイメージしていた上品なモーツァルト、明るく軽快なモーツァルト、だけでないモーツァルトの一面を知ることができた、聴き応えのある1曲でした。そして、プレヴィンさんの魅力を知ることができた、貴重な1曲となりました。

この番組を教えて頂いたyurikamome122さんにも感謝です。私もこの曲、是非CD化・DVD化して欲しいと思いました。。。
posted by stonez | 2005.05.08 23:57 | Comment(8) | TrackBack(2) | 音楽 - 協奏曲
この記事へのコメント
モーツァルトか〜。。。
僕モーツァルトはほとんど知らないんですよ(汗

聴こうとは思うのですが、とにかく多岐にわたって作品数が多いじゃないですか。
だからどれから聴いていけばいいのか(苦笑
「不協和音」なら時々聴きますけど。
Posted by NAKAMA at 2005.05.10 07:03
遅くなりました(^^)
モーツァルトは本当に曲が多いですよねぇ。。。
私も、一握りのピアノ協奏曲を除けば「アイネ・クライネ〜」くらいなんですよ。思いついたときに思いついた曲を聴くような感じでいこうかと思ってます。でも、全部好きになれるかは分からないですけどね(^_^;)
でも、24番は良かったですよ〜
不協和音は私にはまだ早いようです(汗)
Posted by stonez at 2005.05.11 01:43
24番ですか。覚えておきます♪何か機会があったときに。
モーツァルトを制覇するのはかなり難しいですよね〜。
モーツァルトで一番有名な曲と言えば、ピアノソナタ第11番第三楽章。
曲頭に書かれた「alla turca」から、この楽章をトルコ行進曲と言われます。
簡単なようで、弾きこなすには熟練が必要なんですよ〜(涙
Posted by NAKAMA at 2005.05.11 07:07
トルコ行進曲、聴いたことありますよ!
モーツァルトの曲だったんですね。NAKAMAさんの演奏側からの意見、とても参考になります(^^)
私も第11番、早速チェックしてみます〜♪
Posted by stonez at 2005.05.11 12:39
演奏側と言われても、「アマアマ」ですが。。。苦笑
去年やっていた「題名のない音楽会」のモーツァルトランキングで、一位がトルコ、二位がアイネクライネ(三位かも)でした。

僕もstonezさんの作曲者の背景や心情をとらえた解説は参考にさせてもらっていますよ〜。
Posted by NAKAMA at 2005.05.12 07:25
いえいえ、恐縮です(汗)
結構自分の思ったことを好きなように書いますし、事実と思って書いたことが間違ってるところも多々あるでしょうから、どんどんツッコミを入れてくださいね!
それからNAKAMAさんは"ピアノを演奏するのが好き"というのがよく伝わってきて、文章にも表れているので惹きこまれますよ!
Posted by stonez at 2005.05.12 19:26
TB有り難うございました。プレヴィンはホンマに才人ですね。この協奏曲、第1楽章のたっぷりした響きやカデンツァの素晴らしさなど惚れ惚れします。プレヴィン/VPOの組み合わせで20番以降の協奏曲を聴いてみたいものです。
Posted by mozart1889 at 2005.07.17 01:04
mozart1889さん、コメント&TBどうもありがとうございます。確かに、響きの良さは本当に言葉がないですね。弾き振りなのに、あの集中力の使い分けと音色の美しさ。あっという間に演奏を見終えてしまいます。私もこの他の演奏をぜひ聴いてみたいものです。
Posted by stonez at 2005.07.17 02:13
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