ドビュッシー/「夢」「夜想曲」「ロマンティックなワルツ」

今日は晴れたり、曇ったり。そんな天気のせいにするわけではありませんが、怠けて過ごした一日でした。何も考えず、ゆったりと流れていく時間。
何となく、ドビュッシーのピアノ曲を聴きました。

まず「夢」。どことなく懐かしく、生まれ育った田舎の緑あふれる景色。遠くにそびえ立つ山。空は青いけどあまり暑くない。遠くからかすかに流れてくる、AMラジオの音。川辺に小さく見える子供たち。毎朝自転車を押して上った坂道。
目を閉じてこの曲を聴くと、昔の懐かしさが蘇ってきます。
この曲を弾くことができたら、気持ちいいだろうなぁ。

「夜想曲」。名前は夜ですが、昼間に聴いています。でも日があまり差し込まず、陰りのある部屋なので、こんな昼下がりに聴くのにはいいのかもしれません。わりと起伏がある曲なのに、不思議と心は落ち着いたままです。快適に過ごせている今の時期だからこそ、こんなにゆったり聴くことができるのでしょうか。

そして「ロマンティックなワルツ」。木立の並ぶ道を軽やかにステップを踏みながら進んでいきます。この曲はタイトルにもある通りロマンティックですが、どことなく不思議でそのなんというか、そう、不思議の国のアリスの世界に出てくる、奇妙なティーパーティ(笑)。そんな空想の風景が浮かんできたのでした。

ピアノはモニク・アースさん。パリ生まれの女流ピアニストです。やっぱりドビュッシーもフランスの人ですし、相性というか、曲から匂い立つような雰囲気、繊細な音色はさすがです。それから、これらの曲のように雰囲気を噛みしめながら楽しむ曲はゆっくり弾いて欲しいものです。私が聴きたいのは、モニク・アースさんのように4分以上で聴かせてくれる「夢」なのです。
posted by stonez | 2005.05.14 23:35 | Comment(2) | TrackBack(0) | 音楽 - 器楽曲
この記事へのコメント
フランス人独特の旋律といいますか、そういうのはやはりありますよね。
ドビュッシーはそれまでの作曲法を覆した偉大な作曲家ですからね〜。
知名度では「亜麻色の髪の乙女」が一番かと思いますが、夢もいいですよね〜♪
まだドビュッシーはあまり聴き込んでいないのでなんとも言えませんが。。。汗
Posted by NAKAMA at 2005.05.15 22:46
「亜麻色の髪の乙女」、いいですよね♪
この曲も大好きです。ちょっとこだわりがあって、この曲は3分以上の演奏時間じゃないとダメなんです(笑)
確かに、独特な曲ばかりですよね。一時期ドビュッシーのピアノ曲ばかり聴いていた時期がありましたが、その時に仕事をしに行っていたところの風景が浮かんでしまうんですよ(笑)
Posted by stonez at 2005.05.15 23:44
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