グリーグ/ピアノ・ソナタ

もう見納めの夜桜です。桜が咲くと、その後は決まって雨ばかりのような気がします。「決まって雨」といえば小学校の運動会を思い出しますが、あれは何かの試練だったのでしょうか。それはさておき息子が歩きました。親にとっては忘れられない8歩でした(マウスオン)。

今日はグリーグ作曲、ピアノ・ソナタ ホ短調 Op.7。ピアノは北欧フィンランドと日本で活躍するピアニスト、舘野泉さん。

グリーグのピアノといったらまずはコンチェルトですが、私の好みはこちらのソナタです。ショパンを思わせる情感とドビュッシーのような色彩を持った、北欧らしい透明な音楽です。あまり多くを語りすぎず、それでいて詩的というところは日本人の感覚にも合っている気がします。舘野さんのピアノにはそういう「間」というか空気感が感じられます。

第1楽章のしんしんと雪が降るような響きとか、第2楽章の水が流れてくような色彩感なんて好きですね。体に染み込んでくような優しさです。このあとは穏やかなトリオを持ったメロディアスなメヌエット、厳しい気候を思わせる疾風のフィナーレへと続きます。

個人的にはラヴェルあたりのオーケストレーションでも聴いてみたい気がしましたが、やっぱりピアノだからいいんでしょうね。グリーグは器楽や室内楽といった小規模なジャンルにも魅力的な作品を多く残しているようです。
posted by stonez | 2007.04.10 00:15 | Comment(2) | TrackBack(0) | 音楽 - 器楽曲
この記事へのコメント
息子が最初に立ったときのことは今も覚えています。歩き出したときは最初ロボットみたいですがすぐに上達して悪さをします(笑)。一番手のかかる頃なんですが一番かわいい頃でもあります。そうそうグリーグのソナタは良いでしょうね。
Posted by よし at 2007.04.11 08:35
よしさん、いつもありがとうございます。
やはり記憶にずっと残る印象的な出来事なんですね。本当にロボットでした(笑)よろけては立ち上がり、ちょっと進んでまたよろけての無限ループです。でも立ち上がりたい、歩きたいという気持ちは伝わってくるものですね。
グリーグはちょっと前まではペール・ギュントとピアノコンチェルトしか知りませんでしたが、まだまだ素敵な作品があることがわかりました。
Posted by stonez at 2007.04.11 23:21
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