シベリウス/交響詩「フィンランディア」

本日は6月(ムー)3日(ミン)、よって『ムーミンの日』だそうですよ。
まあ日本語で語呂合わせするくらいだから、たぶん日本だけの記念日だと思うんですが。作者のドーベ・ヤンソンさんはこの日をご存知だったんでしょうかね?

さて今日は、そのドーベ・ヤンソンと同郷、北欧フィンランド生まれの作曲家シベリウスの交響詩「フィンランディア」を、同じく地元フィンランドのヘルシンキ・フィルによる演奏/指揮オッコ・カム で。

19世紀末から20世紀初めにかけて、フィンランドは帝政ロシアの圧政下にありましたが、そんな中、シベリウスが愛国心を込めて作曲し、ロシアからの独立に燃えたフィンランド国民を鼓舞したのが、この「フィンランディア」でした。

曲は、そんな苦難に満ちた背景を漂わせながら始まります。そして徐々に民衆が立ち上がる機運が高まり、有名な「フィンランディア讃歌」を迎えます。今や一つにまとまった民衆は、最後に自由のために堂々と行進して力強く結ばれます。

ヘルシンキ・フィルの演奏は素朴な感じです。余計な装飾がなくて、圧政当時の生々しい様子を垣間見るかのようです。それに全体的に落ち着いたテンポで、立ち上がった民衆がじっくり、しっかりと進んでいくようで鳥肌です。これが本場の演奏というものなのでしょうか。

曲中に登場する「フィンランディア讃歌」は単独で演奏されることもあり、『第2のフィンランド国歌』と呼ばれているそうですが、正式な国歌よりも世界的には知られているでしょう。私もそうですし。

愛国心といえば、今の日本の愛国心を象徴する「サッカーW杯アジア最終予選 日本対バーレーン戦」がいよいよ始まりますね。時差の関係で深夜ですが、テレビの前でじっくり、しっかりと応援したいと思います。
posted by stonez | 2005.06.03 23:05 | Comment(2) | TrackBack(2) | 音楽 - 管弦楽曲
この記事へのコメント
どうもTBありがとうございます。サッカー勝ちましたね。幾多の苦難の末の栄光をもう少しで勝ち取ることのできる日本選手団、この曲の勢いでワールドカップまで進んで欲しいです。この曲のわかりやすい構成は、そのわかりやすさ故に私のようなヘンテコな誤解を招いてしまいます。わかりやすさに伴う危険ですね。
Posted by yurikamome122 at 2005.06.04 08:35
yurikamome122さん、いつもありがとうございます!
サッカーよかったですね。久々にいい試合だったんじゃないかなと思います。この勢いでドイツに行って欲しいですね。
「フィンランディア」を風景を思い描きながら聴くという楽しみ方、目から鱗でした!せっかく週末ですし、部屋を暗くしてこの聴き方をやってみたいと思います。またよろしくお願いします。
Posted by stonez at 2005.06.04 12:00
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