モーツァルト/交響曲 第40番

(更新がまばらなので、どうもこんな書きだしになりがちですが)先日、千葉の友人を訪ねてきました。近くには広々した公園と海が、そして素晴らしいお天気。息子は海を初体験。でも着替えがなかったので水に触らせませんでしたが(笑)

あいかわらずモーツァルトを欲しがる生活が続いているので引き続き。モーツァルト作曲、交響曲第40番 ト短調 K.550。

もはや誰もが知っているポピュラーな名曲。堰を切ったようにあふれ出す哀しみと、静かにそそぐ天国の光が見えてきそうな旋律の数々。儚くも優雅に彩られた美の世界。最後まで聴くとオペラが見たくなってくる、そんな音楽でもあります。

このところ、モダン楽器をピリオド楽器のように聴かせるアーノンクールの「プラハ」、そしてカラヤンのモダン楽器どっぷりの「39番」ときたので、今度はじっくりピリオド楽器です。トレヴァー・ピノック/イングリッシュ・コンサート。あと残るはモダン楽器のように聞こえるピリオド演奏ですが(笑)、ちょっとわかりません。

彼らの演奏は、繊細で軽量なピリオド楽器の音色をしっかりと束ねつつ、しかも速いテンポでもブレることないダイナミックさが魅力ですが、さらに緩徐楽章では音色と音色の間が深い静寂のように感じられます。この臨場感とメリハリのさじ加減が絶妙です。

音色の豊かさという意味ではまるでモダン楽器のようだといえるかもしれません。
posted by stonez | 2007.06.06 01:39 | Comment(4) | TrackBack(1) | 音楽 - 交響曲
この記事へのコメント
そろそろぼくちゃんの外出に帽子は必要ですね。
ピノックのモーツアルトは興味ありますね。
すっきりとした好演だと思いますが。
Posted by よし at 2007.06.06 08:34
暫くでした。ご多忙なお仕事と、お幸せな家庭の中で、お元気にお過ごしのこととお察し致します。
クラシック音楽は、日常生活の中で、心のオアシスとして疲れを癒してくれますね。
梅雨入りが遅れているようで、当地は今強い日差しが照り注いでいます。
stonezさんのupを拝読して、久方ぶりに私の好きな曲の一つでもありますので、聴きたくなって、今聴き終えました。
この曲は明るい39番と、力強い41番の狭間に咲く月見草とでも例えましょうか。メイフラワーのような39番を5月の曲、夏の夜の絢爛な花火のような41番を7月の曲とすれば、40番は正に梅雨の雨に濡れて啜り泣くような6月の曲のようでもあります。
「この曲からは天使の声が聞こえる」と、シューベルトが涙を浮かべ聴き入ることがあった。と、漏れ聞いたことがあります。旋律の宝庫シューベルトの秘密の一因が、こんなところにもあるような気がします。
Posted by アスカパパ at 2007.06.06 10:57
よしさん、コメントありがとうございます!
だんだん熱い日が多くなってきましたね。帽子は必需品です。少しは健康的に日焼けをさせてあげたいのですがご覧の通りで。きっと赤くなるだけでしょう(笑)
ところで、ピノックとイングリッシュ・コンサートの演奏は私にはツボです。おっしゃる通りで、すっきりしているけどコクがある(笑)そんな演奏でした。いつか彼らによるモーツァルト交響曲全集が欲しいのですが、予算の関係でいつになるかわかりません(^^ゞ
Posted by stonez at 2007.06.07 21:24
アスカパパさん、こちらこそご無沙汰してしまいました(^^ゞ
コメントとTBをありがとうございました。モーツァルトの交響曲について、あれこれとエントリーを書いていて、なんだか伝えきれないなと感じていたところでしたので、目からウロコのコメントでした。39番、40番、41番の音楽の特徴、そして季節感とととも的を得ていてわかりやすく、本当に納得してしまいました。これら3大交響曲はつくられた目的がはっきりしないそうですが、そんな素敵な味わい方ができる分謎めいたままでもいいのかな(笑)と思ったりします。シューベルトも聴きたくなりました。ありがとうございます!
Posted by stonez at 2007.06.07 21:31
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モーツァルト/交響曲第40番(K550)
Excerpt: モーツァルトは、1756年、オーストリアのザッツブルグに住む野心的な音楽家レオポルトを父、ナンネルを姉として生まれた。父は自分のDNAを引き継いだ姉弟を巧みに教育した。再三の演奏旅行は姉弟を有名にさせ..
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Tracked: 2007-06-06 10:25