ショパン/ポロネーズ 第5番

どんより。ねっとり。梅雨時の暗めな空の下にいるからかもしれませんが、透きとおったピアノの音色が大変よく心に染みる、今日この頃です。ということで今日はピアノ曲です。ショパン作曲、ポロネーズ 第5番をウラディーミル・アシュケナージの演奏で。

ポロネーズとは、ショパンの祖国である「ポーランド風」を意味するフランス語に由来するそうですが、庶民的なポーランド舞踊のマズルカに対して、ポロネーズは貴族的で規模が大きく威厳に満ちた3拍子の音楽、とあります。第3番(軍隊)とか第6番が(英雄)がポピュラー処でしょうか。

この第5番は、数あるショパンのポロネーズの中でも比較的規模は大きく、そして曲調は暗めです。不穏に始まり、荒々しくも堂々とした旋律へと受継がれます。その後、晴れ間が覗いたような優雅な明るさを見せますが、最後は再び荒々しく結ばれます。
ショパンの祖国ポーランドの悲運を表したのか、それとも彼の恋愛に対する思いが込められているのか・・・とにかく、そんなことを考えながらじっくり聴ける曲だと思います。アシュケナージさんの演奏も、曲の表情の移り変わりや一音一音が素直に響いてきます。

ところで、アシュケナージさんの弾くショパンは、楽譜に忠実で、弾き方にクセがないので、音大生の間ではお手本になっているんだとか。でも私のようにフツーに聴く人にとっては、誰の演奏で聴くかは好みの問題。気分に応じて、例えば、コテコテのホロヴィッツ節を聴きたい時もありますし、独創的なアルゲリッチさんの演奏もまた然り。グルダさんの唸り声も秀逸です(ショパンの曲はあまり見かけませんが)。

とはいえ、アシュケナージさんのピアノの音色は、ストレートに、シンプルに、私の中にすうっと入って来るので好きです。一度は生演奏を、それも指揮よりもピアノで聴いてみたいと思っています。
posted by stonez | 2005.06.25 10:15 | Comment(2) | TrackBack(0) | 音楽 - 器楽曲
この記事へのコメント
stonezさん、こんにちは。
Musical Batonなるものが、回ってきましたので、興味がありましたらご覧下さい。
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/4684570
Posted by ラーマ at 2005.06.25 10:31
ラーマさん、どうもありがとうございます!
さっそく、あれこれ楽しみながらやってみますね♪
Posted by stonez at 2005.06.25 12:03
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