ワーグナー/楽劇「ニーベルングの指環」〜序夜「ラインの黄金」

夏休みの後半は実家に行ってきました。息子とは普段いつも一緒なのであまり気づきませんが、また大きくなったね、なんて帰って言われるたびに子どもの成長を実感します。写真は群馬の月夜野びーどろパークにて。飲んだあとのグラスはお持ち帰りできます。

私は一足先にお休みが終わり、妻と息子を実家にあずけて出勤していたのでその間の2晩は久々に一人だけの時間。これは、こういう時にしかできないことをすべし。というわけで自宅にこもって初ワーグナーを楽しむことにしました。取っ掛かりがいきなり長編「リング」なんて大丈夫かなと思いましたが。。。

というわけでまずはこちら。ワーグナーの楽劇「ニーベルングの指環」から、序夜「ラインの黄金」。レヴァイン/METによるライブから。彼らのDVDは比較的リーズナブルで演出もオーソドックスだそうで、入り口には良さそうです。

ライン川の底、ラインの乙女たちが守る黄金を奪って、世界を支配できる呪われた指環をつくったアルベリヒと、それをめぐるヴォータンやローゲをはじめとする神々や巨人族、小人族の争いが語られるお話。壮大な物語のプロローグ。

ゆるやかに常に流れていく壮大な音楽に、神秘的なストーリーと舞台演出という非現実ぶりが徹底されていて、すっかり日常を忘れさせてくれます。それでいながら神々が掟にしばられたりと意外と人間味や親しみを感じる部分もあったり。とにかく時間をぜいたくに使ってつくられた、独特の宇宙を堪能しました。

ヴォータン役のジェイムズ・モリスの存在感をはじめローゲのくせ者ぶり、美しいラインの乙女たちといった、豪華な歌手陣がくり広げる一つ一つの演技や歌声、表情には存在感がありました。そうこう楽しんでいる間に、だんだんワーグナーの虜になっていくのでしょうか(^^ゞ

■主な配役
ヴォータン・・・ジェイムズ・モリス(Bs-Br)
ローゲ・・・ジークフリート・イェルザレム(T)
アルベリヒ・・・エッケハルト・ヴラシハ(Br)
フリッカ・・・クリスタ・ルートヴィヒ(Ms)
エルダ・・・ビルギッタ・スヴェンデン(A)

■演奏・制作
メトロポリタン歌劇場管弦楽団
指揮:ジェイムズ・レヴァイン
演出:オットー・シェンク
制作:1990年3月、4月 メトロポリタン歌劇場(ライヴ収録)
posted by stonez | 2007.08.25 15:19 | Comment(2) | TrackBack(0) | 音楽 - オペラ・声楽
この記事へのコメント
残暑御見舞い申し上げます。
いやぁ、リング始めましたね!
私も子供たちが小さい頃は、家では超大作がなかなか聴けず、盆・正月に一人っきりになるタイミングを狙って楽しむしかなかったです。
今は、完全無視の放置プレーをされてますので、何を聴こうが聴くまいか、自由自在です。
これもまた寂しいものですがね。

メトの演出は、ほとんどがオーソドックスなので、素直に音楽とともに楽しめますね。
ラインの黄金の冒頭の「原初の和音」が鳴り始めると、私なんてもうワクワクしてしまいます。

ビードロパーク、私もかつて行きましたが、子供がすぐにガラス製品をいじくるので、完全ガードで、ヒヤヒヤでありました。
Posted by yokochan at 2007.08.27 12:49
yokochanさん、さっそくのコメントありがとうございます(^^
こちらこそ、残暑お見舞い申し上げます。

なんとびーどろパークをご存知とは恐れ入りました、こちらはまだ小さすぎるので良いですが、だんだん行きにくくなりますね。
ところで、ついに大きな扉を叩いた気がします。ラインの黄金の前奏〜乙女たちの歌のあの何とも言えない神秘的で澄んだ美しさにはやられてしまいますね。貴重な時間に有意義なものが見られたと大満足でしたが、yokochanさんもそうして楽しまれたのですね。今の私には適度な放置プレーが欲しいところなんですが。。。(笑)
Posted by stonez at 2007.08.27 23:10
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