J.S.バッハ/フーガ ト短調「小フーガ」

今日は、「音楽の父」J.S.バッハ(1685.3.21〜1750.7.28)の命日ということです。本日をもちまして没後255年となりました。というわけで、今日は私が一番最初に出会った大バッハの初期の曲、「小フーガ」でおなじみの「フーガ ト短調 BWV578」です。ハンス・オットーさんのパイプオルガン演奏です。

確か私が中学2年頃だったと思いますが、音楽の授業で聴いたのが最初です。日常では全く耳にすることのないパイプオルガンの幻想的な音色、独特の静寂感をもったメロディ。インパクトのあるこの曲にあ然として聴き入ったのを覚えています。オットーさんの演奏は、当時の授業で聴いた音色よりもシャープで洗練された印象ですが、当時の鮮烈な記憶がそのままよみがえります。

ところで「フーガ」を辞書で調べてみたところ、「一つ、あるいは複数の主題が次々と複雑に模倣・反復されていく対位法的楽曲。遁走曲(とんそうきよく)。」とあります。当時の授業で音楽の先生は「かえるの歌♪」を何回も輪唱するような感じと説明していた気がします。

そして授業で忘れられないのが、小フーガ ト短調の「主題が何回繰り返されるかを、みんなで数えて当てましょう!」クイズです。クラスのみんなは黙って真剣に指を折って数えながら聴いています。そして、演奏終了後にその回数を聞かれますが、5回、6回あたりから挙手が出始めます。それじゃあ少ない、少ない、と心の中でつぶやく私(笑)でも、そんな私は実際に聞こえた10回に、少し上乗せして14回で挙手をしてしまったんです。たくさん聞き取れて凄い!と思われたかったという、変な下心が裏目に出ました(笑)でも正解はなんと9回。上乗せしなくても間違えていたという、今にしてみれば甘酸っぱい思い出です。

とにかくそのとき反省して、素直に流れている音楽を聴こう、と思ったものです。音楽の父から大切なことを教えられたのでした。
posted by stonez | 2005.07.28 21:49 | Comment(2) | TrackBack(1) | 音楽 - 器楽曲
この記事へのコメント
stonezさん
おはようございます〜♪
>素直に流れている音楽を聴こう・・・
あははは、、、「音楽の父から」っていうところに大笑いしてしまいました。stonezさん、面白い!
バッハ家って、献身的な奥様とお子さん達で、みんなで手分けして「お父さんの書いた楽譜のパート譜」を作成してた、っていうところが好きです。お陰で沢山楽譜が残っているそうです。みんなで「音楽の父」の楽譜を写すなんて、ちょっと贅沢で良いですね♪
お陰でバッハの名作が沢山聴けると思うと、バッハ家の皆さんありがとう〜☆
Posted by おさかな♪@音楽家の伝記好き at 2005.07.30 08:57
おさかな♪さん、いつもどうもです〜!
知りませんでしたよ、バッハ家って家族愛いっぱいだったんですね、確かにあれだけ膨大なバッハの曲が存在しているというのも凄いことですよね。まだ、ほんの一部しか聴いていないですけど、じっくり聴いていく楽しみがあります。逆に、例えばビゼーとかは奥さんが夫の才能を信用していなかったとかで、たくさんの楽譜が散逸してしまったというのを聞いたことがあります・・・やっぱり家族も大事なんですね。私も伝記ネタ、かなり興味あります。音楽を聴くのが楽しくなりますし、深いですね。
Posted by stonez at 2005.07.30 18:26
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