iTunes Music Store、ついに日本上陸

昨日4日、アップルコンピュータが音楽配信サービス「iTunes Music Store(iTMS)」の日本でのサービス開始をアナウンスしました。
以前エントリーした通り、NIKKEIがリークした記事が現実のものとなりましたね。

iTMSは、現時点で楽曲数100万曲、気になる1曲あたりの価格は150円〜200円。無料音楽再生ソフトウェア「iTunes」からアクセスして購入し、音楽プレーヤー「iPod」に転送して聴くことができます。デジタル音楽プレーヤーで海外シェア首位のアップルが参入することにより、日本でも音楽配信市場が本格化、音楽をインターネットで買う時代がいよいよやってきました!・・・というのが一般的に報道されているところでしょうか。

で、問題なのがクラシック音楽ではどうか、というところです。さっそくアクセスしてみます。まずは試しに”作曲者”が”Beethoven”のクラシック曲を検索(”ベートーヴェン”では、ヒットしませんでした・・・)。ヒットした曲数150曲をざっと眺めてみると、1楽章=1曲でカウントされていますが、選べる曲と演奏(レーベル)はまだ少ないという印象を受けます。

ということで、私はベートーヴェンの交響曲第1番・第6番(クレンペラー/フィルハーモニア管、EMI)のアルバムを選択。すると、面白いことに購入できる楽章とできない楽章があります。交響曲第1番に関しては、なぜか第3・第4楽章のみ、それぞれ150円で購入可、第1・第2楽章は不可(アルバム単位での購入となる)ということで、まだ準備中なんでしょうか。とりあえず150円で第4楽章のみ購入してみました(他)ADSLですが程なくダウンロード完了、聴いてみると確かにクレンペラーの堂々たる旋律です(あたりまえか・・・)

クラシック音楽に関しては、まだまだ選択肢はこれからという感じですし、課金が楽章単位という点で他ジャンルと比べ割高感を感じなくもないですが、例えば、表示されている楽曲はすべて30秒間試聴可だったり、強力な検索機能があったり、便利さや今後の可能性に期待を持たせてくれます。できれば、廃盤になってしまった商品など、店頭ではなかなか手に入らないものを取り揃えてくれることを期待します。

<追記>
よくよく考えてみますと、楽章毎の課金とはいっても演奏時間によってお得感が変わってきますね。今のところクラシックは「1曲=150円」のみの金額設定のようですが、例えば、マーラーとかブルックナーのように20分を超えるような演奏時間の長い楽章と、J.S.バッハの管弦楽組曲の中の2〜3分の短めな曲が、それぞれ150円ということはないのでしょう。(ただ、もちろん曲の長さと曲の価値は比例しないことは言うまでもありませんが・・・)
改めてiTMSを確認してみたところ、10分を超える長い曲にはまだ値段がついていない(単品購入できない)ようです。レーベルや演奏時間によって差が出てくるかもしれませんが、今後どのような料金体系になるのかが注目されます。

<追記2>
あの〜、マーラーの交響曲 第6番と第9番(アバド/ベルリン・フィル)は、演奏後の「拍手(Applause)」しか購入できないんですけど・・・そりゃまあ「拍手も演奏の一部」なんて言うときもありますけどね。でも150円で拍手だけ買う人なんているんですか、ていうか拍手も売るのかい〜っ(笑)

posted by stonez | 2005.08.05 01:08 | Comment(4) | TrackBack(3) | いろいろ
この記事へのコメント
>面白いことに購入できる楽章とできない楽章が
>あります。
面白いけど、変ですよね。試供品ではないのですから。でもその値段は結構魅力的だったりしますね。
Posted by yurikamome122 at 2005.08.06 00:54
yurikamome122さん、ありがとうございます!
確かに曲がまだしっかり揃っていなくて、見切り発車の印象は受けますね。いろいろ見てみると、購入できない曲は演奏時間が長い曲が多いようです。値段と手軽さは確かにいいですよね。同業のライバル各社のダウンロード価格も下げさせつつあるようですからね。今後に期待したいところです。ありがとうございます。
Posted by stonez at 2005.08.06 01:32
こんばんは。
うーん。私もipodを愛用していますので、stonezさんの記事をみて悩んでしまいました。とっても興味あるんですが、やっぱりスピーカーを通しても聴きたいので、そう考えるとCDの方がいいかなとも・・・。一度、ためしにチャレンジしてみたいと思います。
Posted by romani at 2005.08.07 19:56
romaniさん、どうもありがとうございます!
確かに、圧縮データということでCDには劣る音質をどこまで割り切るか難しいですよね。私も、もう少し値段が安ければ(米国の99セントのように)割り切ってたくさん購入してしまいそうですが、200円近くなってトータルでCDとそれほど変わらなければ、やはり音質とか解説書のあるCDの方をとりますよね。今のところは、様子見半分で(笑)試聴メインで楽しんでいる感じです。ありがとうございます!
Posted by stonez at 2005.08.08 00:39
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