第1回オペラ・アクターズ公演「道化師」「ジャンニ・スキッキ」

<日時・場所>
 2007年8月3日(金)
 滝野川会館 大ホール

<演奏>
 指揮:飯坂純
 演出:細岡雅哉
 エレクトーン:山木亜美、柿崎俊也
 出演:オペラ・アクターズほか

<演目>
 レオンカヴァッロ/歌劇「道化師」
 プッチーニ/歌劇「ジャンニ・スキッキ」

今日はオペラを楽しんできました。演目は、さほど時間を必要としない悲劇と喜劇の傑作を2つ。レオンカヴァッロの「道化師」とプッチーニの「ジャンニ・スキッキ」です。

まずは、人々の生活感を楽しみつつ衝撃的な殺人シーンで幕となる「道化師」から。「せむしの道化役者」ことトニオの長い前口上を見せられ最初からいきなり重たい気分になりますが、音楽は劇的でゴージャス、胸騒ぎと緊張感がずっと続いていくオペラでした。そういうわけで、こまごました笑いはあるものの気付いたら目を見開いて前のめりに(笑)。座長カニオの悲痛な「衣裳をつけろ」をはじめ迫真の演技、そして可憐でおどけた妻ネッダは特に印象的でした。

お次は「ジャンニ・スキッキ」。と思いきや、なんとここでショートコントが。オペラのテーマでもある莫大な遺産を遺す老人の最期を日本語で見せて、本編にスムーズに導入しようという粋な心遣い。ついでに笑わせてもらいました。

そして本編。まあ現代でもさして変わらぬ、遺産相続にまつわるゴタゴタ話をおもしろおかしく描いているわけですが、策士ジャンニ・スキッキの娘ラウレッタが、ひとたびあの名アリア「私の大好きなお父さま」を歌った瞬間に舞台ばかりか客席の空気まで一変させてしまうという、まさにオペラの魔法をこの目で見たのです。いや感動しました。とにかく演じている歌い手さんたちが真剣に笑わせてくれる楽しい舞台でした。

今回の公演では、指揮者と2名のエレクトーン奏者による演奏ということで盛り上がりはどうかなと思いましたが、なかなか豊かで美しい音色だったと思います。


posted by stonez | 2007.08.03 23:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 - コンサート
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