ムソルグスキー/交響詩「はげ山の一夜」

写真は小田急小田原線・向ヶ丘遊園(むこうがおかゆうえん)駅。切妻屋根のレトロな木造駅舎は、刷新の進む小田急にあって数少ない昔の面影です。同名の遊園地は既にありません。

今日はムソルグスキー作曲、交響詩「はげ山の一夜」。ムソルグスキー原典版です。クラウディオ・アバド指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団です。

通常よく演奏されているのは、実はR.コルサコフによる編曲版だったということを最近知りました。確かディズニー・アニメのファンタジアではストコフスキー編曲版だったと思いますが、どうやらムソルグスキーの場合は、その荒削りな作風からか比較的編曲されているものが多いようです。

魔物たちが一斉に集合してドンチャン騒ぎをする様子がそのまま伝わってくる、この原典版の演奏。R.コルサコフ版では登場する、魔物たちが退散した後の静かな描写はありませんがそのぶん勢いに圧倒されます。R.コルサコフ版が、あの映画ジョーズのような不吉な怖さだとすると、ムソルグスキーのそれはまるで木々を豪快になぎ倒しながらやってくる恐竜です。

アバドは大のムソルグスキー・フリークだそうで、いろいろなバージョンの「はげ山〜」を録音しているようです。こういう面白い演奏を広めたことは少なからずベルリン・フィル時代の功績といえるかもしれません。このおどろおどろしい原典版にかなり近い、合唱つき版も録音しているそうです。聴いてみたいです。
posted by stonez | 2007.09.22 01:04 | Comment(6) | TrackBack(0) | 音楽 - 管弦楽曲
この記事へのコメント
駅綺麗〜♪と思った瞬間、超絶かわいいJr君の姿が・・・。

こんなかわいいお客様が私たちの演奏を聴いてくれたと思うと、
溶けてしまいそうです^^☆

お忙しい中いらしてくださって、ありがとうございました。
お菓子はTVの棚に乗せてしばらく眺めて楽しみます♪♪♪(笑)
Posted by おさかな♪ at 2007.09.24 02:14
stonezさん、こんにちは。
この音楽は大好きですが、詳しいことは今、stonezさんの文で知りました。そうですか、ディズニー・アニメのファンタジアはストコフスキー編曲版でしたか。新知識を得ました。ありがとうございます。

以前にディズニー・アニメのファンタジアで観た(聴いた)「禿げ山の一夜」の私の感想を以下に書いてコメントとさせて頂きます。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ムソルグスキーの「禿げ山の一夜」では、北欧の荒れ果てた村落らしきところに日が暮れる。亡霊か化け物らしき幻影が飛び交い乱舞する。荒涼たる感じが音楽とぴったり。殊に鐘の音が鳴り始めて朝が近づき光が差し始めると、妖怪らしきものが立ち去っていくところなど、思わず「巧い」と叫びたくなる。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
以上です。では、また。
Posted by アスカパパ at 2007.09.24 10:34
こんばんは。

ご子息、大きくなられましたねぇ。
もう目の中に入れても痛くないでしょう・・・。
幼稚園に上がるくらいまでが、可愛いという点では一番じゃないでしょうか。
その後大きくなって、反抗期やらで腹立たしいことがあっても、この小さい頃の可愛らしさを思い出すと、「まあ、しょうないなぁ」で一件落着すると思います。

この曲を、コンサートで息子さんと一緒に聴かれる日が待ち遠しいですね。
Posted by romani at 2007.09.24 21:51
おさかな♪さん、ご無沙汰してしまいましたが、楽しいひと時をどうもありがとうございました!息子は今やんちゃ盛りです(笑)。まだ大人しく音楽を聴くには早いようですが、だんだんと大きくなれば一緒に感動と興奮を共有できるようになるんでしょうね。早くそうなって欲しいです(笑)。ともあれ素敵な演奏会でした、どうもありがとうございました!
Posted by stonez at 2007.09.25 00:38
アスカパパさん、この作品の解説をして頂きとても嬉しく思います。ありがとうございます!
私もこの作品に、といいますかムソルグスキーの周辺の事情は解説書等で最近知りました。なかなか他の作曲家にはない感性を感じさせてくれる作品ばかりですが、それぞれ作品にもいろいろな版があるということで、ファンとしてはたくさん楽しめていいのかなと思います。それにしても、ストコフスキー版ファンタジアのあの映像とぴたりあったスリル満点の演奏も素晴らしいですね!
Posted by stonez at 2007.09.25 00:44
romaniさん、コメントありがとうございます!
最近はだんだんとやんちゃぶりが際立つようになってきまして(笑)、もうぐったりで週末になると常に寝ていたい気分です。最近妻の辛さがわかってくるようになりました(^^ゞ
でも、ふとしたときにやっぱりホッとする瞬間がありますね。きっと男の子はどんどん子離れしていくでしょうから今のうちに楽しんでおきたいと思います。そうですね、今はまだ早いですが一家揃ってコンサートに行きたいな、なんて思います。ありがとうございます!
Posted by stonez at 2007.09.25 00:49
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