モーツァルト/交響曲 第35番「ハフナー」

昨日の台風は久々に関東地方に猛威を振るいましたね。午後出勤した職場の人の話では、川崎市内の某駅前ではヒザの高さまで水没していたとのこと。靴を脱いで裸足で歩いという話を聞いて心配しましたが、とりあえず夜は帰れたのでよかったです・・・

そして今日は、台風一過の青空!と思いきや、どんより曇ってました(笑)。気を取り直して、そんな台風一過の帰り道に聴いたのが、モーツァルト作曲、交響曲第35番 ニ長調 K.385「ハフナー」です。演奏はレナード・バーンスタイン指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

ハフナー交響曲は、モーツァルトの後期6大交響曲の最初の曲ですが、彼らしい格調高い美しさの中に、程よいアクセントが散りばめられていて気持ちよい仕上がりです。

冒頭のオクターブの跳躍や、弦楽器の駆け上がは嵐のあとの輝き。瑞々しさが溢れていて非常に印象的なテーマです。モーツァルト自身が、まさに「火のように激しく!」と言ったにふさわしい第1楽章です。続いて、日も暮れた家路への帰り道そのものの第2楽章。BGMともいえるような優しい旋律は、もともとの用途がセレナード(夕べの音楽)であったことを想像させます。

第3楽章は、ウィーン風の美しいメヌエットです。シンフォニックな主部に続き、中間部では木管の優雅な旋律が印象的。終楽章は、息をつかせぬプレスト(急速に)で始まります。バーンスタインが、ダイナミックさと各楽器のまとまりの良さを十分に引き出せているからか、違和感なくあっという間に一気に終わってしまうフィナーレです。

ところで「ハフナー」は、ザルツブルクの富豪ハフナー家のために作曲されたことに由来しています。2曲の「ハフナー・セレナード」が作曲されていますが、そのうちの2つ目を演奏会のために4楽章に組み直されたものが、この交響曲第35番「ハフナー」です。
posted by stonez | 2005.08.26 23:48 | Comment(4) | TrackBack(1) | 音楽 - 交響曲
この記事へのコメント
モーツアルト、ちょっと苦手(嫌いじゃないんですが、いまいちお友達になりきれてない感じ・・・)のおさかな♪です。
stonezさんは、モツアルトさんのどんなところがお好きですか?
台風が去って、暑くなりましたね♪
楽しい週末になりますよう!
Posted by おさかな♪ at 2005.08.27 02:58
おさかな♪さん、どうもありがとうございます!
私はモーツァルトの曲はまだまだ知らない方ですけど、ぼけーっと聴けてしまうところがいいんですよ。ちょうど、おさかな♪さんのブログで盛り上がったマーラーの聴き方みたいですね(笑) モーツァルトの曲って、少しよそよそしい気がしますけど、それだけに適度な距離感を持って頭を空っぽにして流すだけで、頭が仕事からスパッと離れるんです。まあ、曲数が多いのでどれから聴いていいか迷うんですけど(^^ゞ
Posted by stonez at 2005.08.27 13:41
LBのモーツアルトは実は40,41しか持っていないのですが、40番の冒頭の例の16ビートのリズムが弱々しく始まり悲しみのフレーズが、まるでロウソクの炎のようにユラユラと揺らめき、フレーズの終わりでふっと弱くなる、とてもロマンティックな世紀末的退廃の妙のような演奏だったと記憶しています。でも「ハフナー」ではちょっと違うようですね。でもこの曲、一気呵成なところがないと魅力半減ですものね。さすがLBといったところでしょうか。
Posted by yurikamome122 at 2005.08.27 15:28
yurikamome122さん、どうもありがとうございます!
特に誰の演奏ということでもなく、たまたまバーンスタインのハフナーを選びましたが、爽やかな明るさを持った他のモーツァルトの曲のイメージとは違う、勢いの良さがより楽しめました。こういうタイプのモーツァルトの曲は結構好きです。今度は是非、yurikamome122さんのおっしゃる繊細でロマンティックなバーンスタインの40番も聴いてみたいですね。
Posted by stonez at 2005.08.28 00:00
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