ガーシュウィン/ラプソディ・イン・ブルー(オリジナル版)

「のだめカンタービレ」ネタということで、今日はガーシュウィン作曲、ラプソディー・イン・ブルーにしてみました。この曲は、クラシックとジャズのおいしいところを合わせ持った「ジャズ風ピアノ協奏曲」といったところでしょうか。

「のだめ」5巻で、文化祭での仮装オーケストラを企画した「Sオケ」が演奏した曲ですね。照らし出されたスポットライトの下には、ピアニカを持ったマングースの着ぐるみ(のだめ)が、そして壮観の和装オケ(笑)が格好よく演奏していました。

さっそくこの演奏を、ガーシュウィン本人が1925年に残したピアノ・ロールと、マイケル・ティルソン・トーマス指揮/コロンビア・ジャズ・バンドによるオリジナル版で聴きました。オリジナル版ということで、オーケストラ版に編曲される前のジャズ・バンドによるものです。

ピアノ・ロールとは「紙にキーやペダルの動きを記録して、それを機械仕掛けで自動演奏すること」ということで、これで作曲者ガーシュウィンの思った通りの演奏が楽しめますね。でも、この自動演奏に合わせる奏者たちには大変な作業でしょう。

曲は、あの有名なクラリネットのグリッサンド(低音から滑るように一気に駆け上がる)でスタート!もうこれで釘付けです。オーケストラではなくジャズ・バンドという構成、そして全体を支配するシンコペーションの「タ、ター、タ」のリズム(私は「ス、ジャー、タ」で覚えました・笑)、さらにピアノの華やかで不規則なカデンツァ、そしてそして、流れるように移り変わっていく旋律! 全てが、JAZZらしさに花を添えながら、ミュージカルのように華やかに幕を閉じます。

ということで今日、生誕の日を迎えたガーシュウィン(1898〜1937)の「ラプソディー・イン・ブルー」。本人による粋なラプソディー(狂詩曲)でございました。
posted by stonez | 2005.09.26 22:17 | Comment(10) | TrackBack(4) | 音楽 - 管弦楽曲
この記事へのコメント
 TBしましたのは『ファンタジア2000』という映画の感想ですが、その中にガーシュウィン/ラプソディ・イン・ブルーが出てきます。
というわけでTBさせていただきました。
 この曲はまさにクラシック・ジャズ。クラシックとジャズの混血児ですね。
 昔は、オーマンディ指揮/フィラデルフィア・フィルのLP盤を聴いていましたが、CDは残念ながら現在のところ、持っていません。
Posted by アスカパパ at 2005.09.27 16:28
アスカパパさん、コメントとTBどうもありがとうございました!
近所のお店が小さいからか、この曲のCDを探してみると、案外お目にかからないので不思議に思っていました。本当は、照明を落として一杯飲みながらLP盤で楽しみたい曲ですね。
オーマンディ/フィラデルフィア、覚えておきますね。今度は是非ともオーケストラ版で楽しみたいと思います。私からもTBさせて頂きますね!
Posted by stonez at 2005.09.28 12:18
こんばんは、2度目のコメントとなります。
写真のCD早速購入しました。
オケ(ビッグバンド?)の演奏が余りにも速過ぎて、これもロールなの?と思ってしまいました。
オーマンディ盤、私もチェックさせて頂きます<(_ _)>
確かに録音が少ないですよね。
TV等ではよく観るのですが・・・。
Posted by ヒカル at 2005.10.06 03:14
ヒカルさん、どうもありがとうございます。
ヒカルさんも、この演奏を聴かれたんですね!おっしゃる通り、演奏は割とテンポが速い感じはしますね。オーケストラ版はまだ聴いたことがないのですが、どんなスケールの音になるのか、興味津々です。この曲、もう少し注目されてもいい音楽のような気がしますね。
Posted by stonez at 2005.10.06 12:57
お邪魔します。いつもお世話になっております。
「ラプソディ・イン・ブルー」、オリジナル版を聴いたことはないんですが、速そうなんですね。でも、ガーシュウィン自身のピアノ・ロール・・・・・興味あります。聴いてみたいです。
デュトワのオーケストラ版でTBさせていただきます。よろしくお願いします。
Posted by mozart1889 at 2005.11.19 05:18
mozart1889さん、いつも感謝です!ありがとうございます(^^ゞ
私はこの録音を知るまで、ピアノロールを知りませんでした。テンポは確かに軽快な方だったと思います。それでもこの演奏から違和感を感じないということは、指揮者・オーケストラの技術の素晴らしさに感服するばかりです。この演奏は小編成のオリジナル盤ということでしたので、デュトワによるオーケストラ盤、是非聴いて見たいですね(^^ゞ
Posted by stonez at 2005.11.20 02:34
TBさせて頂きます。バーンスタインが弾き振りしたオーケストラ版です。「のだめ」ピアニカ版も聴いてみたいな〜。誰か編曲して録音してくれませんかね。
Posted by shinsaqu at 2005.12.15 13:57
shinsaquさん、いつも感謝です。ありがとうございます!
のだめのピアニカは楽しそうですね。私も聴きたいです。もちろん、バーンスタイン盤もです。この音楽はやっぱりアメリカ人の演奏で聴いてみたい気がします。
Posted by stonez at 2005.12.16 12:21
こんにちは。私は1960年のCBS録音と1971年のEMI録音と2種類のプレヴィンの演奏で聞いていますが、F.グローフェ編曲でないジャズバンド版というのは興味深いですね。ラベック姉妹のピアノ・デュオのLPもありますが、実はあまり聞いていませんでした(^_^;)
Posted by narkejp at 2006.06.07 20:31
narkejpさん、コメントどうもありがとうございます!
私はこのジャズバンド版以外聴いたことがなく、とても興味がありますね。確か学校の音楽室にある作曲家年表にも載っていた記憶がありますが、きっとグローフェ編曲のオーケストラ版のことではないかと思っています。プレヴィンは、若かった頃どんな演奏をしているのか興味があります(^^
Posted by stonez at 2006.06.10 00:42
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