チャイコフスキー/交響曲 第6番「悲愴」

IMG_5835以前、某デパートに入っている駄菓子屋さんで「安いから」と息子に中国製のミニカーを買い与えたのですが、なんとそれに基準値を超える鉛が入っていたとのこと。妻がテレビのニュースで見てびっくりしたようです。当然ながら即廃棄、もう息子がしゃぶり尽くしたと思いますが。。うーん、うちにもあったか「偽」。中国製品が避けられないとしたら、せめて知れたメーカーの名前くらい確認しとこうと猛省中。写真は公園にて。

聴いている音楽は、チャイコフスキー作曲、交響曲第6番 ロ短調 Op.74「悲愴」。もう2年くらい前から決めていたこの演奏で。ベルナルド・ハイティンク指揮、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団。

悲しみを予感させる重苦しさに始まり、最後は暗く消え入るように終わるという斬新さ、しかも初演数日後に作曲者も世を去るというこのミステリー。確かに額面通り悲しみがあるにはあるとしても、それだけではないのが面白いところで、第1楽章の激しい嗚咽や第3楽章の乱痴気騒ぎはストレス解消!とばかりに興奮するし、第2楽章のメランコリーなワルツは妖しくて退屈知らずなんです。

そして何といってもハイティンク。熱いです。きびきびと心地よい疾走感で引っぱっていってくれますが、それでいて弦も良く歌うし濃密で美しい響き。今のところこれより面白い悲愴をまだ見つけられていません。。
posted by stonez | 2007.12.21 02:56 | Comment(6) | TrackBack(1) | 音楽 - 交響曲
この記事へのコメント
stonezさん、こんにちは。
中国製品の問題、かなり深刻ですね。生活環境も悪くなりつつありますね。
お子様には、どうぞ気を付けてあげて下さい。

昔、私が中国へ行った頃から眺めると、こんな問題が起こるとは予想もしなかったことです。
あの時代は、総ての中国国民が人民服でした。
現在は、特に上海など、欧米と変わらないのではないでしょうか。こういうところに案外一因があるかも??

肝心の話しから逸れてしまいました。御免なさい。
チャイコフスキーの「悲愴」は、恐らく私が最も聴いている回数が多い曲かもしれません。好きな曲です。

ハイティンク/コンセルトヘボウ盤は、マーラー/交響曲第4番ほか、4〜5枚ありますが、「悲愴」は持っていません。
オーマンディ/フィラデルフィア
カラヤン/ベルリン
です。
Posted by アスカパパ at 2007.12.21 16:59
アスカパパさん、いつもありがとうございます!
私が子供だった頃は、これほど深刻な偽装問題もなく(表面化しなかっただけかもしれませんが)もっと大らかでのんびりしていた気がします。今はせっかく情報が入りますので、最低限生活に生かしたいところですね。以前アスカパパさんのエントリーで拝見した、中国の人たちの様子から想像すると、こういう問題を起しているのはきっと一部なんでしょうね。それが向こうの格差問題と関係あるかどうかは分かりませんが。。。

さてさて、アスカパパさんはハイティンク/コンセルトヘボウ管コンビの録音を多数お持ちなのですね。いわゆる批評家さんたちの評価はそれほどでもないようですが、多くのブロガーさんやプロの方々が絶賛されていますね。私も他の演奏も是非聴きたいと思う、そんな「悲愴」の名演奏でした。オーマンディのチャイコフスキーもいずれ聴いてみたいと思っています。聴きたい演奏ばかりで(^^
Posted by stonez at 2007.12.22 15:31
おもちゃの問題はいやですね。
とにかく小さいときはしゃぶるのが商売ですから怖いです。いや笑い事ではないですが。
写真がシャープなのが良く分かりますね。これから何か悪いことをしようという顔つきですね(笑)。
さて、「悲愴」は1楽章の開始と終楽章の最後の音が同じだとジャケットに書かれていた記憶がありますが最近聴いていませんので。ハイティンクは通好みの指揮者ですね。またレパートリーが一番広いのではないでしょうか。
Posted by よし at 2007.12.22 15:59
はじめまして、いつも楽しく読ませてもらっています。
先日、私の所属している団体(学生オケ)でチャイコフスキーの6番《悲愴》を演奏しました。重々しい雰囲気で始まり、幻想や喜び、悲しみが奏でられ、消え入るように終わる終楽章。その余韻は聴く人はもちろん、奏でる側にも深い感銘を与える、本当に奇跡のようなすばらしい作品だと思います!
先日の覚めやらぬ興奮から、ついつい、書き込んでしまいました。笑  今後も曲の紹介を楽しみにしています!ではでは、失礼しました。
Posted by こっど at 2007.12.23 00:57
よしさん、いつもありがとうございます(^^
口に入る、というポイントから材質を見る認識がいまいちありませんでした。あれから持っているおもちゃを子供に内緒で再点検をしたところ、華奢で怪しそうなものが結構出てきて弱りました。。公園では終始あの目つきと小走りなので、いい運動になってます(笑)
悲愴は最初と最後が同じ音なのですか、さっそく聴いてみます(^^ゞ ハイティンクがコンセルトヘボウ管にいた頃の録音はあれこれ探してみようと思います、レパートリーが広いというのも魅力ですね。
Posted by stonez at 2007.12.23 01:46
こっどさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
言葉足らずで拙い文章ですが、お読み頂き嬉しく思います(^^ゞ
演奏される側からのご感想とても興味深いです、この作品を聴いたあとの素晴らしい一体感に納得してしまいました。そういう意味ではやはり実演は魅力ですね。以前コンサートで聴いた悲愴では、3楽章をエネルギッシュに終えたところで大喝采になってしまいました(笑)
Posted by stonez at 2007.12.23 01:55
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チャイコフスキー交響曲第6番[悲愴]
Excerpt: 私はこの曲が好きだ。独身時代、クラシック喫茶によく行った。そして何度となくこの曲をアンコールした。コーヒー一杯で1〜2時間粘った。この曲を聴いているうちに、仕事で疲れた神経も、そのうちに癒えていったも..
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Tracked: 2007-12-21 16:28