川崎市民交響楽団 第162回定期演奏会

土曜日の千代田区オケフェスに続き、日曜日にはもう一つコンサートへ行ってきました。先日、最寄りの役所に行った時に見つけてきたコンサートです。土曜日とはうって変わって豪雨の一日でした。

<日時・場所>
 2005年11月6日
 神奈川・川崎市教育文化会館大ホール

<演奏>
 指揮:横島 勝人
 ピアノ:小田 裕之
 川崎市民交響楽団

<曲目>
 フンパーディンク/
  歌劇「ヘンゼルとグレーテル」前奏曲
 ラフマニノフ/ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 op.18
 [アンコール]プロコフィエフ/4つの商品から「悪魔的暗示」
 ベートーヴェン/交響曲 第7番 イ短調 op.92
 [アンコール]シューベルト/付随音楽「ロザムンデ」から「間奏曲」

なんと言っても、念願の初「ベト7」ライヴ(笑)ということで楽しみにしていましたが、結果は豪雨を吹き飛ばすような感動で終わりました。

今でも、第3楽章からアタッカで終楽章になだれ込むところの興奮、快速なテンポが脳裏に焼き付いています。指揮者の横島さんは顔を真っ赤にしながら、度々「唸り声」が漏れ出すほどの入れ込みようで、そこがまたよかった。このベト7に関してはそれが合っていると感じました。なんせライヴですから(笑)オーケストラもホールの広さに負けない演奏でしたし、不滅のアレグレットこと第2楽章は伸びやかで力強く頼もしいものでした。管楽器の暖かい音色も印象的で、1曲目のヘンゼルとグレーテルでもホルンをはじめ、管楽器の暖かいハーモニーがよかったと思います。

ラフマニノフのピアノコンチェルトは、小田さんのピアノに尽きるという感じでした。確かな技巧に支えられた、激情的でスケールの大きな音色はオーケストラと対等、シンフォニックなこの音楽の魅力をさらに引き出していました。アンコールで弾いてくれたプロコフィエフは、まばたきも忘れるほどの速さ!。一息ついたときには、もう終わっていました。今後また聴いてみたい、若さあふれる(1975年生)ピアニストさんでした。

それから嬉しかったのがアンコールのロザムンデ。本編での「熱」をゆっくり覚ましていく穏やかな音色。弦楽四重奏で聴くロザムンデも美しいですが、やはりオーケストラ規模での弦の響きは心地よかったです。演奏時間もアンコールにしては長い方だと思います。

贅沢な週末になりました。
posted by stonez | 2005.11.07 22:16 | Comment(2) | TrackBack(3) | 音楽 - コンサート
この記事へのコメント
地元や近隣の交響楽団や管弦楽団の演奏会、ライブはいいですね。私も何時も聴いている地元の定期演奏会の案内状を先日受け取りました。今月末なのですが、残念、親戚の法事で横浜まで行かねばなりません。どうしてこんなに奇しくも行事が重なるのかなぁ。
Posted by アスカパパ at 2005.11.09 16:17
アスカパパさん、コメントありがとうございます。
本当にそうですね。私はブログを始めるまで、市民オーケストラも含めてこれほど楽しめる機会があるとは知りませんでした。私もよく仕事が入っていけなくなり残念な思いをするのでお気持ち分かります(^^ゞ
Posted by stonez at 2005.11.10 01:12
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