モーツァルト/交響曲 第36番「リンツ」

eye soft green新緑の美しい季節になりました。私はというとここしばらく、1日の大半を仕事に費やす生活になっていて、家に帰ると食事、風呂、あとは息子が夜鳴きしやすいので都度寝かしつけてみたり、結局Macをほとんど触ることなく終わる日々が続いています。

なんて言い訳から書き始めてみましたが(笑)、でも往復3時間近くを通勤に使っているせいで音楽はわりと聴いています。今日はその中から、モーツァルト作曲、交響曲第36番 ハ長調 K.425「リンツ」を取り出してみます。演奏はジョン・エリオット・ガーディナー指揮、イギリス・バロック管弦楽団です。

父親の反対を押し切ってコンスタンツェと結婚したモーツァルトが、夫婦で故郷ザルツブルクに里帰りしたあと、ウィーンに戻る途中のリンツに立ち寄った際に作曲されたので「リンツ」ということですが、面白いのが作曲に要したのが4日だったということ。たった4日。当地のホーエンュタウフェン伯爵の要望に応えようと急いだにしても、ここにもモーツァルトらしい逸話がありました。確かにそういわれてみると、優美で気品をたたえた曲調の中にも、凄まじい集中力とエネルギーが霊感に変わったような充実振りが随所に感じられますね。

演奏はやはりガーディナーらしく、優雅な振る舞いや豪華な装飾をそぎおとしたように引き締まったもので、曲の持つ緊張感や霊感がより浮き彫りにされていくようです。テンポを落とした自信みなぎる演奏です。気分によってベーム盤と聞き分けています。
posted by stonez | 2008.05.21 21:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 - 交響曲
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