群馬交響楽団 第524回定期演奏会

群馬音楽センター

久々の群響定期。マーラーの5番は本当に圧倒され、家に帰ってきた今でも興奮状態だけど、マーラーは名指揮者だっただけあって魅せるのも上手いと思った。オケで今起きていることが万華鏡のように目まぐるしく移り変わっていって楽しかった。アダージェットでは妻が感涙。

モーツァルトのコンチェルトは田部さんのピアノと巨匠秋山さん率いる群響の、調和と対話が見事だった。カデンツァは鳥肌モノだった。

モーツァルト/ピアノ協奏曲第20番
マーラー/交響曲第5番
指揮 : 秋山和慶、ピアノ : 田部京子
群馬交響楽団(群馬音楽センター)
posted by stonez | 2017.01.21 23:59 | Comment(4) | TrackBack(0) | 音楽 - 交響曲

ブルックナー/交響曲 第6番

またまたお久しぶりに・・・。お盆まできてようやく夏らしい気候になってきましたが、自然災害とか、農作物への打撃とか、そして終戦記念日とか。そういうお話を聞くにつけ、自分の仕事が遅くまで云々かんぬんというのはまあ些細なことなんだなぁ、と実感したりしています。ま元気でやれていることには感謝ですね。

音楽は主に通勤時にあれこれと聴いていますが、その中からの1曲。ブルックナー作曲、交響曲第6番 イ長調。演奏はヘルベルト・ブロムシュテット指揮、サンフランシスコ交響楽団です。

有名な5番と7番に挟まれた格好で割と目立たない気がしていたこの第6番ですが、折に触れ聴くうちに、メロディが美しく、小気味良く、全体的に引き締まったこの音楽の虜に。だから運転中の車の中でも聴きやすいし、眠気にも強いんです。これは隠れた傑作ではないかと。おまけに私の片道の通勤時間にぴったり収まる約1時間(笑)。

第1楽章は、荒々しくエネルギッシュに。金管が幾重にも折り重なって、打楽器も入ってきたあたりの迫力とか凄いです。第2楽章は悲しみというか慈しみというか、とても美しいアダージョ。第3楽章はリズミカルで変化に富んだスケルツォ。ある意味ドライブミュージックのような(笑)。第4楽章は、明快、豪快、解決、という感じの華やかなフィナーレ。あぁ聴き終えた、と満足できる気持ちよさです。

ブロムシュテット/サンフランシスコ響は、いくつか聴いた中では比較的テンポの速い方で緻密な感じ。でもここぞ、というときの重量級な音作りは聴いていて心地良いですね。これだとゲヴァントハウス管とのコンビもちょっと聴いてみたいです。
posted by stonez | 2009.08.16 02:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 - 交響曲

ハイドン/交響曲 第89番

IMG_0809早いもので、前回の更新からもう1か月になるんですか・・・

新しい会社ですが、義理人情の県民性とでもいうんでしょうか。先輩方は文句も言わず休むことなく会社のためによく働いてますが、電車のようにラッシュがなく終電に縛られないという車通勤の利点が逆にあだになって、深夜になったり徹夜になったり、とにかく思う存分に仕事に打ち込める環境になっています。。もうそんなぐったりなときは、安全を買うと思って高速道路を使っています。ETCの早朝夜間割引もありますし。

そして、空き時間には相変わらず受験勉強を続けていてそろそろ追い込みなんですが、なかなか手強いですが、頑張ります。そんなわけで写真も撮りたいんですが時間が取れず、消去法により通勤中のものが多いですね。先日は久々に気分転換しに家族で公園に行ってきました(写真です)。

さて、このところの通勤の音楽から。ハイドン作曲、交響曲第89番 ヘ長調 Hob.I:89 を、ブルーノ・ヴァイル指揮、ターフェルムジーク・バロック管弦楽団で。

「しょ、しょ、しょうじょうじ〜♪」の始まりがいかにも親しみやすいんですよね。でもそれだけでなく、ほかにも印象的なメロディがそこかしこに出てきたりして、ハイドンもメロディメーカーだったのか、と思いながら聴いてました。牧歌的で楽しげな各楽章も自然につながっていて、流れるように聴けるところもいいですね。ヴァイル&ターフェルムジークは奇をてらわず、素直に楽器たちの音色・響きの妙を楽しませてくれる演奏で、ハーモニーの美しさ爽やかさが際だっています。

ところでこの交響曲、実は前作(よく知られた第88番「V字」)のいわゆる「カップリング曲」だんたんだとか。他にも自作からの転用があったりとかで、あまり評価されず埋もれてしまっているようなんですが、まあそれはそれ。自分にとっては素晴らしく心地よいハイドンの音楽であることに変わりはありません。

今日は眼科通院で1日お休みです。
posted by stonez | 2009.06.24 08:36 | Comment(2) | TrackBack(0) | 音楽 - 交響曲

ハイドン/交響曲 第85番「王妃」

R0012868就職して最初の1週間が過ぎ去りました。あっという間でした。

会社まで片道46キロの道のりを1時間で走破する、という初めての車通勤は私にとって大イベントで、帰宅と同時に燃え尽きてます(笑)。会社で完全燃焼して、あとは電車に運んでもらうだけ、という生活が懐かしくなりました。仕事と通勤のリズムが確立できるまではもう少しかかりますかね。さっそく来週から残業の予感です・・

さて、遅ればせながら今年はハイドン・イヤー(没後200周年)だそうですね。いい機会なので、あれこれ手を伸ばしていきたいと思います。

今回は、交響曲第85番変ロ長調 Hob.1:85「王妃」を、先日のコンサートで買ってきたCDで。飯森範親指揮、山形交響楽団。あのフランス王妃マリー・アントワネットが気に入っていた、という説がうなずけるような可憐な交響曲。優雅な中に、時折見せる翳りの表情がたまらなく美しいと思います。演奏はとても瑞々しく小気味よいもので、聴き終えたあとに充実感が残ります。

この曲は他に、古楽器&古楽器奏法のものと、現代楽器によるレガートたっぷりの録音で聴いていますが、音の高さや響き、テンポの軽快さといったあたりのバランスが自分の好みによく合っているようで、この飯森さんと山響の録音を聴くことが多いです。

このままもう一度聴きながら眠りたいと思います。
ではでは。Zzz...
posted by stonez | 2009.03.07 02:07 | Comment(2) | TrackBack(1) | 音楽 - 交響曲

チャイコフスキー/交響曲 第1番「冬の日の幻想」

IMG_9542引っ越してから初めての、まとまった雪が降りました。やがて天気は持ち直して雪は溶けてしまいましたが、今までとは違う厳しい寒さを久々に味わっています。雪道での運転やチェーンの着脱なんていうのも慣れていかないといけませんね。

さて、残り少なくなったお休みですが、ほとんど確定申告の準備に取られています。。とはいえこれで最後。ミスなく、無茶なく(笑)しっかりやり遂げたいと思いながら聴いています。チャイコフスキー作曲、交響曲第1番 ト短調 Op.13「冬の日の幻想」。演奏は、イーゴル・マルケヴィッチ指揮、ロンドン交響楽団。

どことなく朴訥とした感じですが、情景が浮かぶようなところがあったり、ちょっとメルヘンだったり、美しいメロディに、気持ちの良い盛り上がりに。これは紛れもなくチャイコフスキーの世界なんだなと思います。演奏の方も素朴で荒涼としたロシアを感じさせ、聴くほどに味わい深いものがあります。

第1楽章は「冬の旅の幻想」と標題がつけられていますが、幻想的な中にも若々しいパワーがほとばしっていて爽快です。そして「陰気な土地、霧の土地」と標題がつけられている第2楽章は、チャイコフスキーらしい美しい旋律がちりばめられ、物寂しくもあたたかいひと時です。オーボエとホルンの素晴らしさが印象に残ります。第3楽章はメルヘンなスケルツォ。ワルツがまた素敵です。第4楽章は陰鬱な旋律が一転、熱狂的な盛り上がりを迎えて幕を閉じます。
posted by stonez | 2009.02.23 23:45 | Comment(2) | TrackBack(0) | 音楽 - 交響曲

ドヴォルザーク/交響曲 第9番「新世界より」

窓辺から…怒濤の引越しから1週間が過ぎました。新居はまだ段ボールの山ですが、なんとか居間と寝室で生活できるようになりました。まだ食事だけ、近くにある実家に助けてもらっています。写真のようなのどかなところです。

ここは群馬でも北部山間部に属する場所で、東京に比べるとずいぶん寒いです。しかも最も寒い季節に当たりました。自分にとっては生まれ故郷なので問題ないですが、妻や息子にはこたえているようです。息子は夜泣きが復活しました。慣れるまでしばらくは辛抱です。

さて、群馬に来て最初のエントリーです。故郷に戻ってきた自分ではなく、妻や息子の気持ちを代弁して選んでみました(笑)。ドヴォルザーク作曲、交響曲第9番 ホ短調 Op.95「新世界より」。サー・コリン・デイヴィス指揮、王立アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団。

芯から冷える寒々しい気候は第1楽章にぴったり、夕焼け小焼けが映えて夜空の星も瞬く雰囲気などは「家路」の歌でも知られる第2楽章のような感じです。第3楽章の民謡風のスケルツォもまた然り。この作品の顔、緊迫した第4楽章は何を暗示しているのでしょうか。推進力に富んだ曲調は、たまにこの近くを走るというSLのような感じかもしれません。早く見たい撮りたい乗りたいです・・

演奏はSF的というんでしょうか。すっきりくっきり系で、ちょっとワクワクしてくるようなシンフォニックな音作り。私のイメージするデイヴィスらしい音色です。

Tags:EOS 20D 
posted by stonez | 2009.01.26 00:23 | Comment(6) | TrackBack(1) | 音楽 - 交響曲

モーツァルト/交響曲 第34番

my life with car家の外に出ても暑さを感じなくなってきました。昨日などは朝目覚めたときにまだまわりが薄暗く、なんだか寂しいなあと思いながら感じる秋の気配です。写真はここ最近のジュニアです。乗り物には目がありません(笑)

さて聴いている音楽です。モーツァルト作曲、交響曲第34番 ハ長調 K.338。ジョン・エリオット・ガーディナー指揮、イギリス・バロック管弦楽団の演奏で。

音楽そのものに覇気があります。力強く前向きです。その前向きさは緩徐楽章でも例外ではなく、あたたかさや安心感すらあります。そこからはモーツァルトが住みなれた故郷ザルツブルクを出て、音楽の都ウィーンでひと旗上げてやろうという意欲と自信が十分に伝わってきます。ガーディナーの精巧で鋭角的な響き、躍動感がまたよく合います。

通常は3楽章仕立てですが、このガーディナー盤は変わっていて、ウィーンでの演奏会用に追加されたと言われるメヌエットが第3楽章に入っています(この説、現在は否定的)。この典雅なメヌエットは全体ともよく調和しているので、これはこれで違った楽しみが味わえるわけで面白いですね。

ところで、以前N響アワーでの「ソナタ形式とは?」という特集でこのK.338の第1楽章が取り上げられてました。たしかに、男性的な第1主題と女性的な第2主題の対比がとても分かりやすく展開されていくので、そのシンプルさという部分でも親しみやすいですね。
posted by stonez | 2008.09.23 06:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 - 交響曲

ブルックナー/交響曲 第7番

rainy dayブログはこの体たらくでありますが、それでも写真の方は折に触れパシャパシャやっています。パフォーマンスの良いMacBook Proを手に入れたことで、デジカメライフはこれまで以上に身近なものになりました。まあボツ写真ばかり量産中なのは言うまでもありませんが(笑)。久々の1枚は「雨の日デビュー」を果たしたわが子です。あいかわらず元気いっぱいです。

さて、ここしばらくずっと聴いている音楽です。ブルックナー作曲、交響曲第7番 ホ長調。ブルックナーが交響曲作曲家としての地位を固めたといわれる傑作です。聴いてみてわかりましたが、どの楽章も親しみやすく長大な演奏時間もさほど気にならなくなりますね。私にとっての鑑賞は通勤時にiPodを通してですが、じっくり耳を傾ければいろんな情景が浮かんで楽しいですし、反対に本などを読みながらとか、電車の座席で半分眠りながら流しっぱなしでいても、心地よい悠久の時の流れに身を委ねられます。

ブルックナーらしい弦のトレモロに始まる第1楽章は、やがて重厚さを増して大自然を目の前にしたかのような響きです。そして美しい第2楽章アダージョ。次第に天国的な響きが増していくのは、やはりワーグナーのための葬送音楽だからでしょうか。この作品の一番のクライマックスでしょう。場面は変わり開放感あふれる第3楽章スケルツォと、軽快でさらに親しみやすい第4楽章へと続きます。

いくつか聴いた録音の中で、今回はこちらを取り上げてみました。カラヤンと同じく今年で生誕100年を迎えた、日本が誇るマエストロ 朝比奈隆 指揮、東京交響楽団によるライブ録音(1994年)です。骨太で実直な音作り、悠然としたテンポ設定は、この交響曲の持っている崇高さや深い情緒を素直に引き出しているように感じられます。また第2楽章クライマックスで打楽器が入らないハース版というのも個人的には好みです。存命のうちに一度は聴いておきたかったマエストロです。

posted by stonez | 2008.07.09 22:13 | Comment(4) | TrackBack(3) | 音楽 - 交響曲

ブルックナー/交響曲 第8番

IMG_8320相変わらず目まぐるしい日々です。。そんな中、週末に群馬の実家に行ってきました。以前よりも意思が伝わるようになった、元気いっぱいな息子の様子に母や祖父母は喜んでいましたが、なによりも助かるのが母達に良くなついてくれることです。妻の実家でもそうでしたが、遠慮なくそれに甘えさせてもらいつつ妻と出かけてくることができました。

さて、ここしばらく聴いていた音楽です。ブルックナー作曲、交響曲第8番ハ短調。よくブルックナーの最高傑作という言われ方をすることもある交響曲ですが、彼の交響曲の例に漏れずと言っていいのでしょうか、初演までの紆余曲折により複数の版が存在しています。詳しいエピソードはあちこちで解説されていますが、結局のところ、生前のブルックナーはその才能の割には随分と不当な扱いや評価を受けていたという印象を持ちます。内気なキャラクターだったことが災いしたのかもしれませんが。

そのややこしさに加え、もともと長大でスケールの大きいブルックナーの作品に触れるためのまとまった時間が取れなかったこともあって多少疎遠になっていました。でも最近往復の通勤時間が伸びたので気楽に聞き始めたところ、すっかりその虜に(笑)。気持ちを落ち着けて、じっくりと音楽に身をゆだねる、という音楽の楽しみ方を味わっています。深い瞑想、そして静かに湧きあがる闘志。それらがすべて、悠久の流れの中にあります。

のめり込んだついでにいくつかの演奏を聴きましたが、結果的に一番聴いているは、ギュンター・ヴァント/北ドイツ放送交響楽団(1993年、ハース版)です。音質が良く、なにより巨匠によって見事に統率されたオーケストラのくっきりした見通しの良い演奏、程よいテンポと堂々とした鳴りっぷりが作り出す心地よさがたまりませんです。
posted by stonez | 2008.06.09 22:38 | Comment(4) | TrackBack(2) | 音楽 - 交響曲

モーツァルト/交響曲 第36番「リンツ」

eye soft green新緑の美しい季節になりました。私はというとここしばらく、1日の大半を仕事に費やす生活になっていて、家に帰ると食事、風呂、あとは息子が夜鳴きしやすいので都度寝かしつけてみたり、結局Macをほとんど触ることなく終わる日々が続いています。

なんて言い訳から書き始めてみましたが(笑)、でも往復3時間近くを通勤に使っているせいで音楽はわりと聴いています。今日はその中から、モーツァルト作曲、交響曲第36番 ハ長調 K.425「リンツ」を取り出してみます。演奏はジョン・エリオット・ガーディナー指揮、イギリス・バロック管弦楽団です。

父親の反対を押し切ってコンスタンツェと結婚したモーツァルトが、夫婦で故郷ザルツブルクに里帰りしたあと、ウィーンに戻る途中のリンツに立ち寄った際に作曲されたので「リンツ」ということですが、面白いのが作曲に要したのが4日だったということ。たった4日。当地のホーエンュタウフェン伯爵の要望に応えようと急いだにしても、ここにもモーツァルトらしい逸話がありました。確かにそういわれてみると、優美で気品をたたえた曲調の中にも、凄まじい集中力とエネルギーが霊感に変わったような充実振りが随所に感じられますね。

演奏はやはりガーディナーらしく、優雅な振る舞いや豪華な装飾をそぎおとしたように引き締まったもので、曲の持つ緊張感や霊感がより浮き彫りにされていくようです。テンポを落とした自信みなぎる演奏です。気分によってベーム盤と聞き分けています。
posted by stonez | 2008.05.21 21:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 - 交響曲
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