J.シュトラウスII/ワルツ「春の声」

IMG_1385息子が4歳になりました。先日から行き始めた保育園はまだまだ慣れないようで、ことあるごとにベソをかいてると聞きました。でもこれは、紛れもなく30年前の自分と同じなので時間が解決してくれるでしょう。ただ、お昼寝の時間は寝つけずに長いこと苦労するでしょう(笑)。

久しぶりに、カラヤンが最初で最後に登場した1987年のウィーンフィル・ニュー・イヤーコンサートのDVDを見ています。その中からワルツ「春の声」Op.410 を、キャスリーン・バトルの歌声と共に。

沈黙の冬が過ぎ去って、暖かいそよ風が吹きヒバリが飛び上がる春がやってきた喜びを歌い上げるバトルの、しなやかだけど力強い、情感たっぷりな歌声に癒されます。ウィーン・フィルの、自然体で楽しみながら演奏しているように感じられる雰囲気やテンポがまた素晴らしく、そして満足げなカラヤンの表情が何ともいえず微笑ましくていいですね。

終わり間際の、バトルとフルート&クラリネットの掛け合いが、魔笛のDVDで見たパパゲーノとの掛け合い(バトルはパミーナだった)とかぶって聞こえて、こちらも楽しめました。
posted by stonez | 2010.04.14 01:09 | Comment(2) | TrackBack(0) | 音楽 - 管弦楽曲

ラフマニノフ/ヴォカリーズ

練習中にくも膜下出血で倒れた、というニュースに衝撃を受けてからというもの、毎日のように巨人・木村拓也コーチの奇跡の復活のニュースが出てないかチェックしていたのですが、とても残念です。

ここ数年はなかなか野球を見られる機会が少なかったですが、それでも広島カープ時代の木村選手の活躍は知っていたので巨人に移籍した時は嬉しかったのを思い出します。急遽マスクをかぶってチームをピンチから救ったこと、日本一を決めたその日にユニフォームを脱いだことなど、記憶にも残る選手でした。心よりご冥福をお祈りします。

訃報を知ったその時にたまたま流れていた、ラフマニノフ作曲のヴォカリーズ Op.34-14 をもう一度聴いています。演奏は、アンドレ・プレヴィン指揮、ロンドン交響楽団です。

深い悲しみをたたえた美しい旋律が泉のようにあふれ出していきますが、それでも悲しみの中に垣間見える微かな光や、希望を求めるような響きにまた出会いたくて、気がつけば何度も何度も聴いてしまいます。そしてやがて、その世界から抜け出せなくなってしまう、そんな魔力を持っている音楽だと思います。
posted by stonez | 2010.04.08 01:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 - 管弦楽曲

J.シュトラウスII/ポルカ「雷鳴と電光」

IMG_1058 - Thunder Lightningいよいよ今月末に迫ってきた試験、ところがなんと受験できないことに!

という衝撃の事態になりました。色々事情が重なりました。何たるオチ。まあでも人生、そんなこともありますよ。ガリ勉してきた内容は役に立たなくても、自分を追い込んで一つのことに集中したことは今後のプラスになるだろうと。でも、そんな数ヶ月に我慢してくれた家族には悪いなあと。まずは遠出で気分転換。ということで高崎のショッピングモールに行ってきました。

写真はその帰り道。稲光に遭遇。奇遇にもカメラにおさめることができました。今こうしてみると、やや地味なような・・。ま、豪雨の高速を運転してくれた奥さんに感謝です。雷、稲光とくれば真っ先にこの曲ということで。ヨハン=シュトラウス2世作曲、ポルカ「雷鳴と電光」Op. 324 です。カルロス・クライバーの登場した1992年のウィーン・フィル ニューイヤーコンサートから。

迫力のサウンドで描かれていく雷鳴と稲妻。電光石火の3分間。このクライバーの畳みかけるようなスピードで勢いを増していく雰囲気が凄い、それに余裕で応えるウィーン・フィル、さすがだなあと。大自然の、なんかとてつもない猛威が伝わってくるような感じ、それに終わった後の、どよめきとも歓声ともつかない喝采がまた凄い。なんかこの恒例のニューイヤー・コンサートでこれほど盛り上がった客の反応って、あまり聞いたことがない気がします。どうなんでしょう。この様子、いつかDVDでも見てみたい・・
posted by stonez | 2009.07.05 02:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 - 管弦楽曲

ディーリアス/春初めてのカッコウを聞いて

IMG_0068相変わらず慌ただしくやっています。。今日は午後からずっと冷たい雨。もうさすがに満開は過ぎた桜たちですが、これできっと見納めだろうと思いつつ運転してきた帰り道です。そうなるといよいよ、新緑のまぶしいあたたかい季節がやってきます。

今日で息子は3才になりました。とはいっても実際に生まれたのは23時58分なので、これを書いている今よりももう少し後・・なんだか懐かしい気がします。今では電話でもそこそこ会話のキャッチボールができるようになりました。いたずら好きなのは相変わらずです(笑)

さて聴いている音楽です。ディーリアス作曲、春初めてのカッコウを聞いて。サー・ジョン・バルビローリ指揮、ハレ管弦楽団。

さながら、このタイトルの情景が浮かんでくるようです。水彩画のように色が淡くにじんでいるような繊細な美しさです。描かれているのはまぶしい緑、そして時折聞こえてくるカッコウの声。とかく、あれこれ急ぎがちな最近の自分には「たまには休憩でもいかが?」なんて言われているような、そんな気分になります。

数年前にタバコをやめてからというもの、仕事の合間にフッと頭を空っぽにして一息つく、なんてことがなくなって久しいけれど、そのぶん今はこういう心和む音楽に身を任せながら車に揺られる時間があるわけだから、ありがたいと思わなくてはいけませんね。
posted by stonez | 2009.04.14 23:05 | Comment(6) | TrackBack(1) | 音楽 - 管弦楽曲

ドヴォルザーク/序曲「謝肉祭」

R0012915ひょんなことから最寄り駅前の駐車場が1日使えることになったので、電車に乗って高崎に行ってきました。

とはいえ田舎のローカル線ですから電車を逃したら最後、ロスタイム1時間です。準備に手間取った挙げ句に時間ぎりぎりの到着、しかも駐車場から駅まで案外遠く、見えてきた電車に向かって家族で走りました(笑)。気持ち悪くなりました。珍道中ですね。

高崎ではお買い物して、入場券を買って新幹線を見にいきました。ちょっとマニアみたいですね。そうそう、鉄道マニアと言えばドヴォルザークですね。というわけで、聴いている音楽です。序曲「謝肉祭」Op.92。小澤征爾指揮、ボストン交響楽団。

タンバリンをはじめ打楽器がじゃんじゃか鳴り響く、明るくてスピード感のある威勢のよい音楽です。電車に向かって猛ダッシュした自分たちが思わず浮かんでしまいます(笑)。まあタイトルがカーニバルですし。

とはいえ、その中にスラヴ舞曲のような哀愁を帯びた旋律や、木管の透明感が美しい柔らかな旋律が挟み込まれていて、もうこれはドヴォルザークらしい、メロディの宝庫の10分間と言えましょう。小澤さんとボストン響の熱い演奏も素晴らしいですね。

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posted by stonez | 2009.03.15 02:12 | Comment(2) | TrackBack(0) | 音楽 - 管弦楽曲

イベール/祝典序曲

IMG_9500ようやく、この時を迎えることができました。就職活動中の会社から内定をいただきました。3月から再び社会人に復帰、そしてこれでやっと群馬での生活がスタートするんだなという思いです。で、まずはとっておきのお酒で一杯やっています(笑)

会社は前橋市にあり、家からだと車で1時間+αくらいでしょうか。初めての車通勤なので、まずはこれに慣れることから始まりそうです。ともあれ、長かったような、短かったような休暇は3か月で終わります。月末までの残された日々を自分のために、家族のために有意義に使いたいですね。

そんなわけで、おめでたい感じの曲を引っ張り出してきました。なんでも、これは日本の皇紀2600年を祝って、1939年に日本からフランス政府を通じて作曲を依頼された曲なんだとか。イベール作曲、祝典序曲。演奏はジャン・マルティノン指揮、フランス国立放送局管弦楽団です。

荘厳で輝かしく、自信に満ちあふれている音楽。沸き上がっては炸裂するエネルギーは歓声のよう。リズミカルで力強いテンポは興奮を誘い、さらに金管や打楽器の多彩な音色は感動を呼び起こす、そんなパワーがあります。そしてマルティノンとフランス国立放送管のフランスコンビ、さすがに煌びやかで華がありますね。
posted by stonez | 2009.02.19 03:04 | Comment(6) | TrackBack(0) | 音楽 - 管弦楽曲

チャイコフスキー/大序曲「1812年」

IMG9385花火大会、というとだいたい夏や秋に行われるものですが、我がふるさとではウィンターフェスティバルと称して今行われます。

去年の今頃もたまたま帰省していてこのお祭りに居合わせたのですが、なんと猛吹雪の中で決行された挙げ句、誰も花火を見ることができなかった(笑)というオチがつきましたので、二年越しの夢が叶いました。これはカメラを担いでいかないわけにはいきません。ただ残念ながら三脚を持っていないので手持ちで撮影、トリミング大作戦を決行しました。

そんなわけで、この花火を見ながら頭に浮かんだ音楽を、今iPodで聴いています。チャイコフスキー作曲、大序曲「1812年」op.49です。演奏はロリン・マゼール指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団。

曲の始まりこそ厳かな女声合唱ですが、ふたを開けてみればフランス国歌は出てくるわ、大砲はぶっ放すわ(実際は太鼓かもしれませんが)、最後は勝利の鐘が鳴り響きドンチャン騒ぎ、とにかく終始ド派手な戦争スペクタクルです。これがさっき見た花火の迫力と結びついてしまいました。演奏の方は、マゼール&ウィーン・フィルらしく緻密、そしてどんどん高揚していくこの異様な盛り上がり方はさすがです。合唱も効果的に登場して拍車をかけます。

そういえば以前、テレビで本物の大砲を発射していた自衛隊の演奏を見て笑ってしまったことがありますが、機会音楽としてチャイコフスキー本人が訝ったというのも分かるような気がします。。とはいえ気分転換にはもってこいですね。

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Tags:EOS 20D 
posted by stonez | 2009.02.15 03:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 - 管弦楽曲

グリーグ/「ペール・ギュント」第1組曲より「山の魔王の宮殿にて」

Chiyoda,Tokyo引っ越しを前日に控えて、やっとお世話になった取引先の会社にご挨拶に行くことができました。写真はその近く、東京紀尾井町にて。コンクリートジャングルもひとまず見納めです。なんだか名残惜しくて、川崎に帰ってきてからも外出先でシャッターを切りました(下の写真たちです)

さて、昨日からようやく尻に火がついて、猛スピードで追い上げている引っ越し荷造り作業ですが、なんとか8割くらいまできました(つもり)。幸い明日は午後に引っ越し屋さんが来るので、今晩は最後の追い込みです。

気分的にこんな音楽にしてみました。グリーグ作曲、組曲「ペール・ギュント」第1組曲から「山の魔王の宮殿にて」。ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団。

迫り来る悪魔の気配を感じながら進み、ついに出くわし勇敢に立ち向かい奮闘、という感じの曲調ですが、我が家では迫り来る引っ越し屋さんの気配を感じながら、今のうちに奮闘しておきたいところです。ではでは。神奈川から最後のエントリーでした!

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posted by stonez | 2009.01.16 23:05 | Comment(4) | TrackBack(0) | 音楽 - 管弦楽曲

カバレフスキー/組曲「道化師」より「道化師のギャロップ」

R0012384引っ越しの荷造り作業も大詰めです。明日には全ての荷物が運び出され、私たちも群馬へ向かいます。。なのですが、なんと進捗はまだ6割程度・・・さすがに尻に火がつきました。と、いいつつブログを更新していると嫁さんに叱られますので入浴中に。

今日はいきなり駆け足(笑)になる音楽です。カバレフスキー作曲、組曲「道化師」Op.26 から、2曲目の「道化師のギャロップ」を、キリル・コンドラシン指揮/RCAビクター交響楽団の演奏で。

曲名は回りくどいですが、要するに運動会の玉入れとかで使われる曲ですね。曲が始まったとたん何はなくともセカセカ動き出す、荷造りや外出の準備も超スピーディ、そういう感じで我が家では「起爆剤」として活用させてもらってますです。演奏に緊張感があります、古いのに素晴らしい音質です。いまは息子が寝ているので頭の中で鳴らしてます、もうひと仕事、スタートです!

写真は先日、銀座に行ったときの1枚です。このあと、愛用している EOS 20D のセンサークリーニングをお願いしにキヤノンのサービスセンターに行ってきました。群馬からでは行きにくいですからね。ゴミの取れ具合は感動的ですらありました。しかも無償!

○このたびの教訓○
・荷造りは手当たり次第に詰め込む
 (引っ越してからゆっくり整理、廃棄)
posted by stonez | 2009.01.16 00:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 - 管弦楽曲

エルガー/エニグマ変奏曲より主題

Higashi-koganei Sta.夕べは東京に来てからのつきあいの友人に、当時住んでいた場所で会ってきました。東京の東小金井というところです。15年も経って、階段しかなかった駅舎はすっかり様変わりしました(写真)。(のちに駅員のバイトをしたのもここです・笑)

当時は新聞配達しながら予備校や大学に通っていましたが、夕刊の配達が終わるとよく配達仲間とつるんで夕飯食べに行ったりしたものです。昨日会った友人もその頃からのつきあいで、毎日のように通った中華料理店に一緒に行って最高のマーボー麺を食べました。ちなみに、お店のご主人に家族の顔を見せるという目的も叶いました(^^

友人は私にとって、何かと「きっかけ」を与えてくれるような存在といえるかもしれません。Mac(当時はMacintosh)を使い始めたことなんかはそうですし、奥さんとの出会いも彼のおかげです。そんなわけで、エルガー作曲の「エニグマ変奏曲」で言ったら、間違いなく最初の「主題」の部分でしょう。今回はサー・ゲオルク・ショルティ指揮、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団です。

哀愁漂う美しい旋律がとても親しみやすく、たった17小節の短さながら、これから続く変奏に先だってしっかりと聴く人の心をとらえます。私も初めて聴いてその虜になりました。この演奏ではショルティらしく明晰、明快な音色です。
posted by stonez | 2009.01.11 23:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 - 管弦楽曲
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