先週は飲み会やら夜間作業やらでバタバタし、今週は火曜日に次期案件の面接を受けに行き、木曜日には資格試験を受けに行き、昨日は確定申告に行き、明日は車検に行く、という感じでほぼ日替わりです。ただ今回は思いきって、資格試験に狙いを定めました。IT系のベンダー資格ですが、追い込みが奏功したのか、はたまた運なのか1科目が合格、そういうわけで残る1科目を本気で取りにいきたいと思います。これにより、ユーザー車検は潔く諦めました(笑)
写真は気晴らしに家族と行った公園で。桃や梅が咲き、もうすぐ春ですね。いや、もう既に春ですかね。穏やかな空気を感じつつ、ここしばらくはモーツァルトのピアノ協奏曲をよく聴いてます。その中から、ピアノ協奏曲第13番ハ長調 K.387b(K.415)を、ウラディーミル・アシュケナージの弾き振り、フィルハーモニア管弦楽団で。
1つ前のピアノ協奏曲 第12番の可愛らしさとはうって変わって、ちょっとすまし顔でゴージャスなのが面白いところ。ティンパニーの刻むリズムが適度に心地良く、またオーケストラの歯切れもよく、ピアノがコロコロと可憐な第1楽章。
やわらかい春の風のように清々しい第2楽章。第3楽章は、颯爽と始まったと思いきや見る見る間に陰りが見え始め、深い悲しみに、そしてまた明るさを取り戻し、でもやっぱりため息をつき・・・という捕らえ所のなさが新鮮です。始まりは堂々と、最後はあっけないほどさりげなく幕を閉じるという、ある意味で印象的なこの作品を、アシュケナージは繊細で慈しみ深く聴かせてくれます。



来週は群馬に帰省しますが、ちょうど私の母と祖父と祖母の誕生日が近いので、そのプレゼントを探しにデパートへ。


先日他界したロストロポーヴィチ氏の音源を見つけてきましたのでさっそく。今回はハイドンのチェロ協奏曲第2番 ニ長調で。ロストロポーヴィチ本人によるチェロ弾き振りのアカデミー管弦楽団です。1975年の録音。
ここ数日でずいぶん暖かくなりました。咲き出した桜ももうじき満開、子どもを連れて出かけるのが楽しみです。写真は夕暮れ時に桜の下で。マウスオンあります。
それにしても最初の数秒間だけで十分わかるほど、緊密で弾力のあるアンサンブル。これがピノックをはじめイングリッシュ・コンサートの熟練と一体感を感じさせるところ。スタンデイジもその一体感の中にあって、まるでコンマスがソロパートをやってるみたい。技巧もさわやかです。
見ましたよ世界フィギュア・女子フリー。逆転につぐ逆転は、日本勢ワンツー独占という最高の結果に。こういう展開は見応えありますね。ハラハラします。安藤選手の優勝は、きっといろんな苦労を経験して大人になった証なんだろうなと思います。僅差でしたが真央ちゃんの驚異の逆転にも感動しました。妻は隣で涙してました。この先楽しみです。男女ともです。
子どもができて変わったこと、そのひとつは休日の過ごしかたです。朝早くにおこされます。せっかくなので公園に行きたいけど近くになく、車で行っても駐車場がない、結局家にこもりがち。それでは寂しかろうということで昨日は出かけてきました。梅が咲いていました。マウスオンは朝に夜に賑やかなわが子です(笑)
先日、初めて横浜の三渓園に行ってきました。梅はまだでしたが、平日で空いていたので家族でゆっくりできました。写真は鶴翔閣。復元ですが100年前の邸宅です。実は相当贅沢に造られていますが、それを感じさせないセンスの良さに共感します。マウスオンは咲きそろっていた雪柳。
堂々としていて豊かなハーモニー。それでいてウキウキしてくる楽しさもあわせもった第1楽章。そして優雅なアリアのような第2楽章。たっぷり歌って、休止が入って、確かめるようにまた歌う。素敵なカンタービレ。終楽章はロンド。テンポを保ちながらゆったり贅沢な時間が過ぎていきます。