雪道出勤
今シーズンで初めて、雪らしい雪が降ったあとの通勤となった。神経を使って走るので多少ぐったりするが、前橋市内に入ると雪は影も形もなくて青空で暖かい。北から通ってくる人が少ないので、この気持ちを共有してくれるがいないのは少し寂しい。
今日の祖父。集中治療室から一般病棟に移ったとのこと。名前以外にも住所も言えるようになったらしい。
35才
仕事の方は、いつも追われているのに加え、そろそろ辞める前に片付けなければいけない案件も思い出したりしてそれなりに集中できている。それから夜はここしばらく、なるべく早めに帰らせてもらっている。祖父の具合の方は、話を聞く限り一進一退。言葉をしゃべるところまでは至らないものの、表情や手足の動きで意思疎通ができる時もあるようだ。息子が描いた祖父の似顔絵を見せたら喜んでくれたとのこと。親戚中も面会に訪れた。まあ時間が経つにつれて、自分でもだんだんと状況を理解できてきつつあるが、やっぱり奇跡の回復を期待してしまう。そんなこんなで35才になった。本棚に「35才までに必ずやるべきこと」という本があるが、ついに読む前に到達してしまった・・
仕事に集中
とりあえず祖父は一命を取り留め、脳梗塞の血栓を溶かす薬を処方してもらって安静にしているということで、普段通り出勤する。昨日は早々に帰ってしまったし、今日明日で片付けなければいけない仕事があってそれに集中する。日付が変わる前に何とか帰宅できた。
仕事始め
いよいよ仕事始め。年末に稼働した処理の結果を確認をするため早めに出発(写真)。着いてからの確認もひと段落したころに、社長の年頭挨拶が始まる。もうじき退職する自分にとって、これで最後の挨拶だから噛みしめて聞こうと思っていたら、デスクの電話が鳴ってしまいほとんど内容を聞かないまま終了。まあそれに象徴されるような2年間だった、と思う。あと少し。気を引き締めよう。
運命の日
退職の件、いつ言おうかとタイミングを逃すうちにお昼になってしまったが、午後一番で上司に伝えた。その瞬間の上司のがっかりした様子はずっと忘れられないだろう。その表情から、自分に期待してくれていたことがわかって正直嬉しく思ったと同時に、申し訳ない気持ちも沸いてきた。とは言っても、自分には自分の進むべき道があるので気持ちを切り替えるのみ。これから辞めるまでのしばらくの間は何かと居づらくなるかもしれないが、割り切ってしっかり努めよう。この会社での最後のご奉公になるのだから。
帰り道は、人の声が聞きたくなってラジオのスイッチを入れる。iPhoneで何気なく撮ったら、あのときの上司の表情のようだった・・
1225
今日は撮らなかったので昨日のiPhoneでの1枚を。息子へのサンタさんからプレゼントは好評の様子。夜は親兄弟を招いて盛大にクリスマス会を開く。そして深夜、心を込めて退職願をしたためる。これから辞めるまでの色々が頭に浮かんで、気がつくとワキ汗をかいている。










